ユニクロのファーストリテイリング/第一四半期 16.7%増
同社の商材は、冬の重衣料は単価も夏物より高く、売れれば大儲け、それには早期に寒くなることが一番、今冬は、秋は短く早々に真冬突入、米国の東部・中部では大寒波襲来、イグアナが生息する亜熱帯のフロリダ半島まで寒波が押し寄せ、イグアナが凍死、ワニが川で凍った状態で冬眠していると話題になるほど。
同社の9~11月の第一四半期を見ても大きく業績を向上させている。
寒さからヒートテック、ダウン、スウェット、メリノセーターなどのユニクロが強みとする秋冬商品の需要が強く、これらの商品の在庫を持った商売ができたことにより、好調な売上高となった。
12月以降もこうした販売好調は、寒さも続き、維持されるものと見られる。
<国内を海外が抜く>第1四半期
国内ユニクロ事業の売上高は2570億円(7.6%増)、営業利益は541億円(18.6%増)と、増収増益になった。Eコマース販売を含む既存店売上高は8.4%増だった。
海外ユニクロ事業の売上収益は2,582億円(前年同期比31.4%増)、営業利益は466億円(同54.7%増)と、大幅な増収増益を達成している。
(海外事業ではアメリカで苦労していたが、寒さもありやっと実ってきたのだろうか)
<12月は>国内
12月の国内ユニクロ事業の既存店(758店)の売上高は前年同月比18.1%増、客数13.5%増、客単価4.0%増となった。日本では1月10日~13日にかけ今シーズン最強の寒さが襲来、1月は寒さが続くとされている。
あまりにも売れてCMは控えめのようだ。
ファーストリテイリング(ユニクロ等)
|
|||||
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
←営利
|
税前利益
|
帰属利益
|
17/8期Q1
|
528,847
|
88,591
|
16.8%
|
104,204
|
73,698
|
18/8期Q1
|
617,026
|
113,901
|
18.5%
|
117,832
|
84,646
|
18Q1/17Q1
|
16.7%
|
28.6%
|
|
13.1%
|
14.9%
|
18/8期予想
|
2,050,000
|
200,000
|
9.8%
|
200,000
|
120,000
|
18予/17比
|
10.1%
|
13.4%
|
|
3.4%
|
0.6%
|
17/8期
|
1,861,917
|
176,414
|
9.5%
|
193,398
|
119,280
|
16/8期
|
1,786,473
|
127,292
|
7.1%
|
90,237
|
48,052
|
15/8期
|
1,681,781
|
164,463
|
9.8%
|
180,676
|
110,027
|