アイコン ドイツの看護師 薬物や注射で99人殺害 救命して英雄になりたかった

ドイツ検察当局は22日、2人の患者を致死性のある物質の注射で殺害し終身刑に服している元看護師の男を、新たに97件の殺害容疑で訴追した。有罪が確定すれば、ドイツ史上最悪の連続殺人犯となる。

男は規則により「ニールズ・H」とだけ明かされており、ドイツ北部の2ヶ所の診療所で患者に致死性のある薬物を注射したうえで救命活動を行い、英雄を演じようとしたと自供している。

ドイツ北部オルデンブルクの検察当局は、捜査と毒物鑑定の結果、男が市内の診療所で35人に、デルメンホルストの診療所で62人に、致死性のある薬物を投与したことが明らかになったと説明。男はこの薬物が不整脈や心室細動、低血圧などを誘発する可能性があることを認識していたと指摘した。

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検察は「検察的視点から、ニールズ・Hは少なくとも態度により、すべての案件において患者が自分の投与した薬物の作用で死亡したことを認めている」との声明を発表した。

ドイツでは10年前にも、看護師の男が「気の毒だった」として高齢の患者28人を注射で殺害。
また英国では、「死の医師」との異名を持つハロルド・シップマン元受刑者が、主に中高年女性の患者250人を殺害したとされる事件が発生した。シップマン元受刑者は2000年に終身刑15回の判決を受け、2004年に自殺したとみられている。
以上、
どこの国にもこうした輩がいる。上へいくほど悲劇だ。

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[ 2018年1月24日 ]

 

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