アイコン シェアハウス投資スマートデイズ スルガ銀行との関係

 

 

シェアハウスに投資した会社員らのオーナーに賃料が払われないトラブルが相次ぐ問題で、オーナー約700人を抱える不動産業者スマートデイズの前社長、大地則幸氏が20日、朝日新聞の取材に応じた。
賃料不払いの状況に陥っていることについて「だますつもりはなかった」と釈明した。

スマートデイズは、長期の賃料収入を保証してシェアハウスのオーナーを勧誘。割高な物件を売って利益を上げた。昨秋から賃料支払いが滞り、年初からは不払いになっている。大地氏は1月12日付で退任した。

大地氏は、オーナーへ物件を売って得た利益で約束した賃料を払う「自転車操業」だったことを認めた。
「(事業の)スタート段階では『自転車操業』の時期も必要。規模を増やせば家賃以外の収入で軌道にのせられた」とした。
自らもシェアハウス2棟を買って賃料が未払いになったとし、「だます人が自分では買わない」と主張した。

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<スルガ銀行>結果、詐欺もどき加担
シェアハウス投資では、多くのオーナーが地方銀行のスルガ銀行(沼津市)から融資を受けた。その融資関係書類の改ざんなどが確認されている。
大地氏は「(不正は)聞いたことはあるが、不正をする会社は排除した」と話し、売買や融資関連の実務は仲介業者任せで関わっていないとした。
スルガ銀の融資が多いのは「審査が早く融資額も大きいからだ」と説明。同行の支店幹部と定期的に情報交換もしていたと明かした。
オーナーが物件購入の融資と同時に、フリーローンを受けるケースなどが多いのは「ノルマが大変だからだろう」と語った。
以上、朝日新聞参照

(株)スマートデイズの2017年3月期の業績は、売上高316億9664万円、経常利益4097万円、当期純利益4581万円、負債額は66億28百万円。

前社長は2棟も買ったというが、どれほどの報酬を受け取っていたか、また、2棟を売却すれば巨額が前社長個人の懐に入り、返済資金に強制的に回せるのではないのか。訴訟が生じれば代表者責任が付いて回る。もう2棟とも売ったのかもしれないが・・・。
過去も胡散臭い案件を主導し、取引量を急拡大させたスルガ銀行、こうした筋に貸し出すのは慢性病か。

既報の記事
http://n-seikei.jp/2018/01/smartdays.html

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[ 2018年2月21日 ]

 

 

 

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