アイコン 米朝交渉失敗すれば「戦争しかなくなる」(1)/朝鮮問題専門家ビクター・チャ氏

 

 

韓国系米国人でトランプ政権により韓国大使になる予定だった強硬派でも対話路線派の米戦略国際問題研究所(CSIS)韓国部長ビクター・チャ氏、韓国政権の大使受け入れ承認を得ながら、なぜか12月になり大使就任予定が解除されていた。ブッシュ(子)米政権で、北朝鮮核問題をめぐる6ヶ国協議の次席代表を務めたこともあるビクター・チャ氏が9日、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に次のとおり寄稿した。

トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による会談に関し、失敗すれば米朝が「戦争の瀬戸際」に立たされるとして周到な準備を訴えた。

チャ氏は、型破りな2人の指導者による会談の行方は「予測不可能」であるとし、「数十年来の争いを終わらせるまたとない機会だが、失敗すれば両国を戦争の瀬戸際に押しやる可能性がある」と論じた。

スポンサード リンク

北朝鮮との交渉に関わった経験から、チャ氏は「北朝鮮の体制は、ただで何かを手放すことはしない」とし、非核化の見返りを要求してくると断言した。

北朝鮮の出方に対してトランプ政権が取る可能性がある道として、
(1)核兵器や長距離弾道ミサイル開発の凍結や最終的な廃棄に対する漸進的なエネルギー・経済支援や制裁解除の実施
(2)非核化に対する外交関係の正常化や休戦中の朝鮮戦争を終わらせる平和条約の締結
の2つを挙げた。

チャ氏は、米国がいずれの道を取るにしても、同盟国である日韓両国との緊密な調整や、交渉の裏付けとなる制裁圧力や強力な抑止力の維持が必要であると強調し、「首脳級の交渉が失敗すれば、他に外交手段はなくなる」と指摘した。
以上、報道参照

童話:「サソリとカエル」
サソリがカエルに「背中に乗せて川を渡ってほしい」とお願いした。
しかし、カエルはサソリが毒針で自分を刺すのではないかと恐れた。
そこでサソリは、「毒針で刺せばカエルが死んで自分も沈むことになるから心配はいらない」と言って安心させた。
この言葉を聞いてカエルはサソリを背中に乗せた。
しかし、川を半分ほど渡った時、サソリはカエルを刺した。
カエルはなぜ刺したのかと尋ねると、サソリは「私はサソリだ。それが私の性だ」と言った。
・・・ビクター・チャ氏が韓国中央日報紙への寄稿文の一説。


 

スポンサード リンク
[ 2018年3月13日 ]

 

 

 

関連記事

 

 

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産