アイコン ウーバーの自動運転車 人をはね死亡さす 車道を渡っていた女性

 

 

0319_11.jpgウーバーの自動運転車が、アリゾナ州で歩行者をはね、死亡させる事故が起きたことが19日までに分かったとブルームバーグが報じている。
自動運転車が歩行者の死亡につながった事故は初めて。

同社は、ペンシルベニア州ピッツバーグなど他地域を含む北米4都市すべての公道での自動運転車の走行試験をいったん中断した。
米政権は、規制緩和で自動運転の実用化を後押しする方針だが、安全性への懸念が高まりブレーキがかかる可能性もある。

事故は18日夜10時ごろ、49歳の女性が歩道から外れた車道を渡っていたところ起きた。
自動運転機能が作動中で、運転席には監督者も乗っていた。女性は病院に搬送されたが死亡が確認された。
ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は「とてつもなく悲しいニュースであり、捜査当局に協力する」とのコメントを出した。

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米国では、すでに1000台以上の自動運転車が実験走行中で、台数は急速に増えている。
事故が起きたアリゾナ州は規制緩和が最も進み、無人運転の実験も始まっている。
自動運転開発の世界的な中心地カリフォルニア州でも4月に無人運転が解禁される予定となっている。

一定の技術水準に達した自動運転車は、悪天候時や今回事故が起きた夜間など、より難易度が高い環境下での走行を増やしている。

報告されている事故例では、人間の運転手との意思疎通に失敗し、車線変更時に衝突するパターンが多いという。物体の認識に失敗したときに深刻な事故が起きている。
2016年には、テスラ車で作動中の運転支援システムが、前方のトレーラーを認識できず運転手が死亡する事故が起きていた(白いトラックで上空と同じ雲と認識した可能性が指摘されていた)。
以上、

GPSと各種視覚センサー、各種レーダーにより、自らと物体との動きを判断させるが、GPSでは太陽風の電磁波問題、視覚センサーは天候不良・夜間での性能問題、レーザーレーダーでも認識力は未完成。
人を含む動物たちの突発的な動きに瞬時に対応できなければ、自動運転車は凶器となる。グーグルは800万キロ超のデータを蓄積しているが、まだ完成したとは一言も述べていない。単に車両乗っ取りのセキュリティ問題すらまだ解決されていない。

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[ 2018年3月20日 ]

 

 

 

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