アイコン iPhone X 大幅失速か▲50%減も、高価な有機ELの必要性も消費者剥離

 

 

高いだけが取り柄とされるiPhoneX、これがあれがと必要以上に金をかけ、プレミアム感を醸し出したつもりだろうが、実際は高く売り、儲けることだけを目的に制作されたX、多くの批評家からも酷評されている。

中国ではかつて市場シエア№1だったサムスンのGALAXYは、中低価格品からプレミアム製品まで製品群を有しているものの、中国市場ではすでに淘汰されてしまった。

アップルも下手なビジネスを続ければ、中国市場から駆逐される可能性もある。眼下、米国のZTE制裁や対中貿易制裁で揺れる中国にあり、また、中国勢高級スマホとの価格差大・性能差のなさはブランドだけでの販売数量維持には限界が出てくる。

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iphoneXのサムネイル画像

そうしたXについて、組み立てを担当している台湾5社の業績が注目されている。

アップル製品の組み立て大手5社

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業

和碩聯合科技(ぺガトロン)、

広達電脳(クアンタ)、

緯創資通(ウィストロン)、

仁宝電脳(コンパル)

の業績が、昨年末にピークとなった後、大きく減速。2017年9月投入された「X」に対する需要が発売から第1四半期を過ぎて失速した可能性が示唆されている。

5社の総売上高は今年1~3月期に合わせて8%増えたが、同四半期後半には伸びが急速に鈍った。

ブルームバーグの集計データは、鴻海と広達電脳、和碩聯合は事業の半分以上をアップルに依存しているが、緯創資通と仁宝電脳の依存度はそれよりかなり小さいことを示している。

アップルが5月1日発表するアイフォーン販売実績について、期待外れに終わるのではないかと投資家は引き続き懸念している。

台北の調査会社トレンドフォースのアナリスト、ミア・ホアン氏は、アイフォーン全体の生産量は1~3月期に5400万~5600万台に若干増えたもようだと予想している。

前年同期は5200万台だった。

ただ、同社の推計によれば、「X」の生産台数は、前四半期比で▲50%減ったようだとホアン氏は述べている。

以上、ブルームバーグ参照

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[ 2018年4月25日 ]

 

 

 

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