アイコン 山形市の大沼百貨店 投資ファンドのMTMが再建へ

 

 

経営不振に陥っていた山形市の老舗百貨店「大沼」が新体制に移行した。23日付で創業家の児玉賢一社長ら全取締役が退任し、投資ファンドのマイルストーンターンアラウンドマネジメント(MTM、千代田区)の全額出資会社となった。
4月25日に米沢店が改装開業し、山形本店も今後リニューアルする。
「大沼」の新社長には、MTMの早瀬恵三社長が就任し、児玉氏は相談役となった。
20億円超の借入金は、山形銀行など金融機関が債権放棄に応じたようだ。

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大沼は、これまでの多額の借入金と5年間続いた赤字により、リニューアル工事など投資ができなかった。

 昨年末に投資ファンドに再建を託すと表明したのを受け、小型店舗の米沢店は売場を1~3階に半減するリニューアルを実施。鮮魚を自社で運営するなど上質な生鮮品をそろえ、今後はカフェなども導入して再建を図る。

MTMは出資額を明らかにしていないが、今後行われる山形本店のリニューアルには数億円規模の投資が必要となる。
立地する中心市街地は、マンション建設が相次いでおり、地元生産者と連携した食売場の強化など具体的な再建策を詰める。
以上、日経新聞参考

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[ 2018年4月25日 ]

 

 

 

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