アイコン サムスン電子 4~6月期 減収減益 半導体一巡

 

 

サムスン電子は7月31日、今年4~6月期の売上高が前期比▲3.0%減の58兆4000億ウォン(約5兆8600億円)、営業利益が▲5.0減の14兆8700億ウォンだったと発表した。
昨年期の2017年4~6月期以降4半期連続の過去最高業績更新がストップした。

サムスン電子は、主力スマートフォン「ギャラクシーS9」の販売台数が予想を下回り、スマホ事業の業績は大幅に低下した。
ディスプレーも中国製の安価な液晶パネルが大量に流入し、営業利益が縮小した。半導体事業は過去最高となる11兆6000億ウォンの営業利益を上げ、業績を下支えしたが、営業利益の78%を半導体に依存する形となった。

<業績後退の主犯はスマホ不振>
スマホ事業を担当する無線事業部は、4~6月期の売上高が前年同期間比▲20%減の24兆ウォン、営業利益が▲34%減の2兆6700億ウォンだった。

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3月中旬に発売されたギャラクシーS9が、前作と大差ないとの不評で、アップル、華為(ファーウェイ)、小米(シャオミ)などとの競争でも押され気味となり、業績が伸び悩んだ。
このままでは、プレミアム商品のギャラクシーS9の通年販売台数が、当初目標の4500万台に大きく届かない3000万台以下にとどまるとの見方も聞かれる。

サムスン電子無線事業部の常務は「ノート9を合理的な価格で投入し、全世界の営業・マーケティングの力を結集させ、販促に取り組みたい。ノート8より販売台数が伸びると予想している」と語った。
例年よりも発売時期を早めたノート9は、ノート8よりもメモリ容量を2倍の128ギガバイトに増やしたが、価格は100万ウォン台後半だったノート8と同水準かやや割安に設定されるもよう。

サムスン電子は、新技術の採用に保守的だったこれまでの戦略を改め、フォールダブル(折り畳み可能)、5Gなど最新技術を採用した製品を先行して投入する中長期戦略も明らかにしている。

(大商田の中国では華為どころか小米やOPPO+VIVOにも追い立てられ、インドでは小米に首位の座を明け渡し、主力市場で苦戦している)

<半導体、来年以降見通せず>2019年には中国勢も本格生産に入る半導体
IT業界、証券業界はサムスン電子が今年7~9月期も半導体の好況で17兆ウォン台の営業利益を上げるとみている。
しかし、年末以降は不確定要素が多いと指摘されている。
サムスン電子は、最近指摘されている半導体需要のピーク説に関連し、「今年下半期もDRAM、NAND型フラッシュメモリーなどメモリ半導体の需要が増え続ける」との見方を示した。
ただ、来年の市場見通しについては、「具体的な予測値を示すのは難しい」とした。
半導体景気の後退懸念について、予測が難しいという。
ディスプレー事業も安価な中国製液晶パネルの販売量が急増し、業績改善が容易ではないとした。ただ、下半期はスマホの新製品発売とともに、有機発光ダイオード(OLED)パネルの販売量が増えると予想している。
以上、

価格ばかり高くなるスマホ、安価で高機能・高スペックで世界のスマホ市場の占有率を拡大し続ける中国勢、いずれ、プレミアム市場で激突することになる。
これまでの家電や電子製品のメーカーで見る限り、中・低クラス製品を制し、利益を稼ぎ出す企業が、プレミアム市場でも勝利する歴史が続いている。
半導体もいずれ現在のシリコン系は限界に至る。

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[ 2018年8月 1日 ]

 

 

 

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