アイコン 中国 1~2月続く不動産バブル崩壊

昨年1月から中国全土で本格化してきた不動産バブル崩壊、下げ止まりどころか、さらに下げている。

中国国家統計局が3月11日に発表した1~2月の不動産市場は、

<不動産販売面積>
今年1~2月の販売用不動産物件(居住用物件のほか、オフィス用物件、商業用物件を含む)の販売面積は前年比▲16.3%減の8,764万平方メートル。
うち住宅が▲17.8%減、オフィスが▲4.6%減。

<販売額>
販売用不動産物件の販売額は▲15.8%減の5,972億元(約11兆5千億円/19.39円)。
うち住宅が▲16.7%減、オフィスが▲15.6%減。
不動産販売額は前年比▲20.9%減少した2012年以来の最大の下落幅だった。

<不動産投資額>
不動産投資額の伸び率も落ちている。
1~2月の不動産投資は、前年比10.4%増で、昨年より▲0.1%減。うち住宅物件への投資は9.1%増の5,922億元で、昨年より▲0.1%下落。
住宅投資は不動産投資の67.4%を占めている。

<販売在庫面積>
最新の発表では、販売用物件の在庫面積は63,922万平方メートルに達し、昨年末より1,753万平方メートル増加した。

<不動産景気指数>
また、不動産景気の動向を表す「全国房地産開発景気指数(不動産景気指数)」は12月より0.16ポイント低い93.77を記録、2001年1月の統計開始以来で最悪のレベルを記録した。

低迷が続く中国不動産市場はさらなる苦境に立たされている。

<中国の不動産投資額の推移>
中国 不動産

 

[ 2015年3月16日 ]
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