アイコン 米韓日軍、北朝鮮ミサイルを海上探知・追跡訓練 米韓B1B2機含む10機で爆撃訓練実施

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韓国国防部は、今月中に米軍の戦略爆撃機B1Bを展開する訓練を行い、今月から10月初めまでに米韓日で北朝鮮ミサイルを海上で探知・追跡する訓練も実施する計画を発表した。

18日には、朝鮮半島の北朝鮮領空近くまで、米軍グアム基地の戦略長距離爆撃機B-1B2機と米空軍岩国基地のF-35Bステルス戦闘機4機および韓国空軍F15K4機の計10機まで飛ばし、韓国東部の江原道・太白の射撃場で、B1B機がMK84爆弾を、F35B機は精密誘導弾GBU32の模擬爆弾を、F15KがMK82模擬爆弾を投下し爆撃訓練を実施した。

10月には米軍の原子力空母ロナルド・レーガンをはじめとする空母打撃群が朝鮮半島周辺海域に展開され、韓国海軍と合同演習を行う。

韓国国防部は、米国の戦略資産(兵器)の定例的な配備を持続的に強化し、(米韓)ミサイル指針改定に向けた協議を速やかに完了するとしている。(ミサイルの独自展開・韓国ミサイルの射程と重量撤廃済み、戦時統制権の韓国返還)(9日15日、北朝鮮ミサイルに対して行った玄武ミサイル2発のうち1発失敗)

さらに、韓国型3軸体系戦力の早期確保に努め、各種の国防協力協議の枠組みを通じて対北制裁と圧力へ国際社会との協調を強化するとしている。
3軸体系とは、
北朝鮮にミサイル発射の兆しがあれば先に破壊する「キルチェーン」、
発射されたミサイルを迎撃する「韓国型ミサイル防衛(KAMD)」、
北朝鮮が攻撃してきた場合、北朝鮮指導部などを大量報復攻撃を行う「大量報復攻撃(KMPR)」からなる韓国軍独自の取り組み。
12月1日には平壌中枢を狙う暗殺特殊部隊も編成する。

<基地外北朝鮮の核・ミサイル実験挑発>
7月4日早朝、ICBM火星14号発射実験 高度2800キロ、飛距離933キロ
7月28日深夜、ICBM火星14号発射実験 高度3700キロ、飛距離998キロ
8月29日早朝、火星12号発射実験、日本上空550キロ、飛距離2700キロ
9月3日昼、6回目の核実験実施、120キロトン程度
9月15日早朝、火星12号発射実験、日本上空700キロ、飛距離3700キロ

<次は10月10日前後>北朝鮮の核やミサイルは記念日の山車もの。
10月10日は朝鮮労働党創建記念日、
昨年は10月15日と20日にミサイル発射実験を行い共に失敗している。
(9月9日は建国記念日、昨年は9月5日ミサイル3発奥尻島近くに落下、9月9日5回目の核実験)

北朝鮮の上空は、日米のスパイ偵察衛星(光学とレーダー式)のほか、無人偵察機グローバルホークや電子偵察機RC135S(コブラボール)が、20キロ上空で偵察に当たっている。
そのほか、各種偵察機、情報収集艦、各地の監視レーダー、日本の青森・車力や京都・京丹後、THAAD配備の韓国・星州に設置されたXバンドレーダー「AN/TPY-2」などによる偵察情報が収集され、総合的にコントロールされて、その動きが、30センチ以下の分解能でほとんどが把握されている。(ただし、移動式の夜間の動きには滅法弱い、潜水艦発射把握はほとんど不可能)(中国が本当に嫌がっているのは、星州の「AN/TPY-2」Xバンドレーダー)

10月10日前後して、また、日本の軍事企業の株価がロケット上昇か。

米軍は北朝鮮を先制攻撃しない。できない。
韓国5100万人のうち半分の2500万人が北朝鮮の国境線から30~100キロ圏内に暮らし、国境線の北朝鮮側には移動式も含めた長距離砲など火砲だけでも5千から1万砲設置されている。反撃により犠牲者が膨大に発生する。
北朝鮮が短距離核弾頭ミサイルを韓国上空50キロで炸裂させた場合、電磁パルス核爆弾となり、韓国は全土でアナログ以外の都市機能(インフラ含む)がすべて破壊される。駐留米軍機能を喪失する。日本も同じような状況。北朝鮮はまだアナログ全盛時代。

 

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[ 2017年9月19日 ]
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