米体操連盟のドクター 選手の性被害150人以上 禁固175年の判決
アメリカ体操連盟でチームドクターを務めていたラリー・ナサール被告(54)は、複数の女性選手に対して治療を装って性的な虐待を繰り返していたとして性的虐待の罪に問われていたが、ミシガン州の裁判所は24日、ナサール被告に禁錮40年から175年の判決を言い渡した。
ナサール被告は、チームドクターとして、一昨年のリオデジャネイロオリンピックなどオリンピック4大会に関わっていた。
裁判では、150人以上の被害者やその家族が証言を行い、20年以上にわたって、ナサール被告が選手らに性的な虐待を加えていた実態が明らかにされたほか、リオデジャネイロ大会の体操女子で4つの金メダルを獲得したシモーネ・バイルズ選手がツイッターで、みずからも被害者であると名乗り出ていた。
また裁判では、被害者の証言によって、体操連盟などが選手たちの被害の申し出に適切に対応していなかった実態も明らかになり、批判される事態になっている。
以上、
米国であっても女性の性被害は深刻のようだ。女性たちが立ち上がりMeTooを広めるのも自然な流れだろう。
米国では、女性管理職者が少ないという。性被害を受け、短期間で会社を辞めることが大きな原因の一つだとされている。米体操連盟のように被害を訴えても取り上げられないことから被害を拡大させるばかりで、悪循環に陥っているという。
米国では、セクハラ問題が裁判に取り上げられた場合、巨額の慰謝料など罰則規定が重たいが、訴える女性たちが少ないようだ。
日本は罰則が軽く、執行猶予まで付ける裁判官までいる。また、裁判では、性被害状況を傍聴者がいる中で、再現することから、裁判を望まない女性被害者も多い。
弁護士が慰謝料を取って裁判を思いとどまらせたりもする。示談でも裁判でも慰謝料に至っては微々たるものだ。
日本でも女性選手たちが一緒になって告発したが、ブスの女性国会議員が告発した選手たちに対して、名を名乗れとけん制していた。ブス議員は有名な若い男性選手にキスをするが、性被害にあうような器でないところが笑える。
こうした性犯罪は、特に再犯者や常習犯・性の暴行等凶悪犯については、あそこをチョンギル刑もあっておかしくないと思うのだが・・。男性用貞操帯を1年から3年間取り付けるとか。