アイコン 沈没船財宝詐欺のポーラースター(渋谷区)代表ら逮捕 被害額7億円以上か

長崎県警は1月28日、東京・渋谷区の海洋調査会社ポーラースターの社長、松田孝志容疑者(58/渋谷区渋谷3丁目)と、取締役の内田マチ子容疑者(75/長崎県大村市木場2丁目)は、4年前、長崎県の60代の女性に対し、「海外の骨董品を買い取ってオークションにかける。投資すれば2、3ヶ月後には3倍になる」などと、嘘の話を持ちかけ、300万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕した。

調べに対し、2人はいずれも容疑を否認しているという。

松田社長らは、パンフレットやDVDなどを作成して、客に沈没船から引き揚げた財宝を売買する事業内容を紹介し、骨とう品について「すでに買い手も見つかっている」と話して、信用させていた。

また、「インドネシア大使が集めていた海外の骨とう品を買い取ってオークションにかける。投資すれば2、3ヶ月後には3倍になる」と持ち掛け勧誘していた。

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別の被害者は、

「2012年初頭に会社の応接室で、沈没船から財宝の積み荷を引き揚げるビデオ映像を見せられ、自社株を1株25万円で取得する形でこの事業に出資すれば、半年後には2倍になる、と持ちかけられた」とも証言しているという。

松田容疑者は「すでに引き揚げられた財宝がインドネシアの倉庫に眠っている」として、
次のように説明を続けていたという。

実際にインドネシア近海で引き揚げる船が決まっている(3~10隻予定)
・引き揚げ作業のドキュメンタリー番組を世界中に配信する。
・その放映権もポーラースターが持つ
・インドネシア政府との契約は済んでいて、財宝は中国政府の要人に太いパイプを持つ人物を通じ、名目上は中国への寄付という形で、実は中国側が買い取ることで話ができている。

・中国で美術館を造り財宝を展示すれば、20億円程度の金が入ることになる

など説明していたという。

この会社は、沈没船から引き揚げた財宝の陶器などを売買する事業への投資で、約380人から7億円以上を集めたとみられるということで、警察は資金の流れなどを調べることにしている。

以上、報道参照

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[ 2018年1月30日 ]

 

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