アイコン 米ディズニー パリのディズニーランドに2600億円投資し拡張へ

 

 

米ウォルト・ディズニーは27日、20億ユーロ(約2600億円)を投じてフランス・パリのディズニーランドを拡張する計画を発表した。「アナと雪の女王」や「スター・ウォーズ」、マーベルなどの映画をテーマにした新アトラクションを建設する。

発表に先立ち、フランスのマクロン大統領は、ウォルト・ディズニーのアイガー最高経営責任者(CEO)と会談。「フランスの復活」に向けたディズニーの貢献に期待を寄せた。
ディズニーによると、新アトラクションは2021年から段階的に建設に着工する。

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パリのディズニーランドは欧州でも有数の人気観光地だが、巨額の負債を抱え、欧州の債務危機やフランスで相次いだテロの影響で客足が落ち込んでいた。
ディズニーは2014年にも、同パークに10億ユーロを投資して新アトラクションやホテルを建設している。
昨年は同パークの経営権もディズニーが完全掌握。同テーマパークを運営するユーロディズニーの持ち株比率を76.7%から85.7%に増やした後、残る株式も買い取って、パリ証券取引所への上場を廃止している。

今回の発表によって、ディズニーが過去4年でパリのディズニーランドへの投資を約束した総額は、少なくとも54億ドル(約5800億円)になる。
パリのディズニーランドは1992年の開業以来、3億2000万人あまり(年間平均1300万人)が訪れ、フランスの観光収入の6.2%を占める。雇用数は1万6000人。

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[ 2018年3月 1日 ]

 

 

 

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