アイコン 破産したマウントゴックス 430億円分売却 まだ2000億円分保持売却へ 仮想通貨

 

 

ビットコインが暴騰したため、破産時の負債額より資産額が大幅に超過する事態になっているマウントゴックス。
破産した仮想通貨交換業者、マウントゴックスの破産管財人を務める小林信明弁護士は7日、破産財団に属するビットコインとビットコインキャッシュ約430億円相当を昨年9月下旬以降に売却したことを明らかにした。

破産財団は、さらに2000億円相当の仮想通貨を管理しており、債権者への弁済のためこれらも放出することを検討する。

一時は、世界最大のビットコイン交換業者だった(日本の)マウントゴックスは2014年2月、ハッキングによって85万ビットコイン(当時のレートで約480億円)を失い、その後に20万ビットコインを取り戻したが破産申請に追い込まれた。

破産財団の小林弁護士は、残りの仮想通貨売却についての戦略を明らかにしていないが、これまでの分については、できる限り高価格での売却に努めたと説明している。マウントゴックスのウェブサイトに掲載した報告に基づくと、昨年9月以降のビットコイン売却の平均価格は約107万円。

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破産当時の負債額は約65億円。
ただ、2015年9月、破産管財人は、顧客ら約2万4700人が届け出た債権総額は約2兆6630億円になったと発表した。しかし、届出債権であり、あまりに負債額と異なり、厳密に精査する必要がある。

2017年11月14日には、価格高騰から債権者が同社に対して、東京地裁に民事再生を申し立てていた。

2014年2月の相場は55,388円
1月25日と現在価格(コインチェック流出前日価格)
(注)3月9日の価格は06時08分前後
 
ピーク
1月25日
3月9日
1/25
JPY
ピーク日
価格
価格
価格
対比
Bitcoin
12月7日
2,220,981
1,231,845
1,018,012
-17.4%
Ethereum
1月13日
164,131
117,658
76,103
-35.3%
Ripple
1月7日
375
154
89
-42.2%
Litecoin
12月19日
47,052
21,296
19,850
-6.8%
DASH
12月20日
194,915
94,143
54,764
-41.8%
Monero
12月20日
63,415
37,604
31,867
-15.3%
NEM
1月3日
215
104
37
-64.4%
Monacoin
12月6日
2,040
685
451
-34.2%
ピークからと最低価格からの現状比較 3月9日
最近最低価格
ピーク比
最低価比
JPY
最低日
最低価格
ピーク比
3/9
2/5/3/9
Bitcoin
2月5日
738,639
-66.7%
-54.2%
37.8%
Ethereum
2月5日
73,462
-55.2%
-53.6%
3.6%
Ripple
2月5日
71
-81.1%
-76.3%
25.4%
Litecoin
2月5日
13,379
-71.6%
-57.8%
48.4%
DASH
2月5日
47,897
-75.4%
-71.9%
14.3%
Monero
2月5日
19,184
-69.7%
-49.7%
66.1%
NEM
2月5日
49
-77.2%
-82.8%
-24.5%
Monacoin
2月5日
354
-82.6%
-77.9%
27.4%

 

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[ 2018年3月 9日 ]

 

 

 

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