トヨタとスズキ インドでの販売で車両相互補完
トヨタとスズキは29日、インド市場で乗用車を相互に供給することで基本合意したと発表した。
トヨタは成長するインド市場でシェアが4%弱と低迷しており、4割と高いシェアを誇るスズキと協力して市場開拓を急ぐ。
トヨタがスズキから小型車「バレーノ」とスポーツ用多目的車(SUV)「ビターラ・ブレッツァ」の供給を受ける。トヨタは新興国で人気の低価格の小型車の品ぞろえが薄いことから、提携するスズキから供給を受けてテコ入れを図る。
スズキは、インドでほかのスズキ車よりも大きい「カローラ」のガソリン車とハイブリッド車の供給を受け、エコカーを含めた品ぞろえを増やす。
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スズキの販売力をもとにトヨタの現地工場の稼働率を高める狙いもある。
2019年春頃から順次供給を始める。台数などは今後詰める。
以上、
インドの2018年1月+2月の自動車販売台数
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メーカー
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販売台数
|
前年比
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シェア
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マルチ・スズキ
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277,089
|
8.9%
|
37.7%
|
タタ
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118,434
|
40.8%
|
16.1%
|
マヒンドラ
|
84,609
|
23.1%
|
11.5%
|
現代
|
90,013
|
6.7%
|
12.3%
|
トヨタ
|
24,215
|
10.7%
|
3.3%
|
フォード
|
18,491
|
13.2%
|
2.5%
|
その他
|
121,392
|
|
16.6%
|
合計
|
734,243
|
13.1%
|
100.0%
|
・商用車173,437台含む
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[ 2018年3月30日 ]