アイコン ボーイング787型機のエンジン金属疲労で規制措置/737型機ではエンジン大破炎上

 

 

アメリカのFAA=連邦航空局は、全日空などの航空会社が使用しているボーイング787型機の一部の機体について、金属疲労によってロールス・ロイス社製のエンジンの部品に不具合が生じるおそれがあるとして、運航の条件を厳しくする措置を発表した。

同エンジンについて、不具合の報告を受けて調査が行った結果、一定の条件で飛行した場合、エンジンの圧縮機の羽が震え、金属疲労によって劣化が進んで不具合が生じるおそれがあることが判明したという。
このため、FAAは、このエンジンを搭載している機体について、問題が解決されるまで、緊急着陸できる空港が飛行ルートの近くにあるように、運航の条件を厳しくする措置を発表した。
具体的には、これまでの飛行ルートは、緊急着陸できる空港までの距離が5時間半以内と定められていましたが、今後は、2時間20分以内に短縮される。

ボーイング社では787型の運航機は約670機、影響を受けるのは、約4分の1の機体だと明らかにした。また、対象の機体全機を順次検査し、不具合が見つかれば羽を交換するとしている。

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<B737型機では>
アメリカで4月17日、ニューヨークから南部テキサス州のダラスに向かっていたサウスウエスト航空のボーイング737型機が、左エンジン部分が大破し、東部ペンシルベニア州にあるフィラデルフィア国際空港に緊急着陸した。
着陸時、エンジンには小規模な火災がみられたため、消防が消火にあたり、火は1時間余りで消し止められたが、NTSB=国家運輸安全委員会などによると、乗客乗員149人のうち、1人が死亡し、7人がケガをした。
エンジンが大破した際に、エンジン破材が窓を直撃し破損、その際に乗客が大ケガをし、その後死亡したという。乗客の中には、破損窓から外への空圧により吸い込まれそうになったという乗客もいたという。
以上、

生還できたのはパイロットが優秀だったのだろう。
同機のエンジン大破炎上の原因やエンジンがロールス・ロイス社製などかどうかはまだ判明していない。
 

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[ 2018年4月18日 ]

 

 

 

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