アイコン 北朝鮮 韓国政府と「無知無能」とののしる

 

 

北朝鮮は17日、韓国との閣僚級会談を急きょ中止し、韓国当局は「無知で無能」とののしり、現在の外交状況の下では韓国と対話を持つことはないと言明した。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、祖国平和統一委員会(CPRK)の李善権委員長のコメントとして、「北南高官級会談を停止させた深刻な事態が解決されなければ、韓国の現政権と対話をすることは容易ではない」と伝えた。

また李氏は、会談中止に対する韓国の反応について、「対立による恐喝」と表現。韓国当局は現状についての分別を欠いた「無知で無能な集団」だとこき下ろした。

 KCNAは16日、米韓合同軍事演習「マックス・サンダー(Max Thunder)」について「無礼無道な挑発」と非難している。
韓国政府は、同日に予定されていた閣僚級会談を「無期限」で延期するとの通知を北朝鮮から受け取ったと明らかにしていた。
以上、

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「マックス・サンダー(Max Thunder)」では、核搭載可の戦略爆撃機B-52を当演習で投入する予定であったが、北朝鮮の脅しに米韓軍は急遽協議し取りやめている。北朝鮮は米ステルス戦闘機F-22にも言及している。
米朝会談を控え、恒例の軍事演習は別にしても、ほかは静かにしておけばよいものを。北朝鮮に圧力をかけようとしてのことか、米韓空軍が恒例ではない軍事演習を行っている。当然、北が怒るのも理解できる。

米朝会談を控え、北を取り込むこともできた可能性もあったが、逆にこれまで5年以上も不仲となっていた中国と急接近させてしまった。覇権主義の中国の入れ知恵が米朝会談にもたらす影響は計り知れない。
ただ、米トランプは、中間選挙を控え、北朝鮮との交渉で成果を出す必要性に迫られており、超強硬派のボルトンに関係なく、柔軟に対応するものと見られる。
対北朝鮮強硬派だったポンペオ(CIA長官⇒国務長官)は柔軟路線に転じ、ボルトンは相変わらず強硬路線を走らせているのは、北を様子見のトランプ一流の芸当なのかもしれない。

トランプ政権は昨年1月に発足、当初、選挙参謀や支援してくれた共和党議員たちをスタッフに起用したが、その後、軍部の起用が多くなり、ここに来て保守強硬派が入り力を増している。それこそがトランプも言うアメリカ№1を標榜する者たちである。経済・貿易・政治・軍事・人種とあらゆる領域でアメリカ№1でなければならない者たちである。
アメリカの人口は3.2億人/世界の人口は74億人、アメリカ№1主義者たちが漫画の世界のように仕掛けるパワーゲーム。
当然、世界にはいろいろな人種が住み、宗教もあり、価値観も異なり、国民がみな武器で武装したアメリカとは、軌道修正しない限りいずれ衝突する。
日本がアメリカを相手に何故、太平洋戦争に突入していったのかという命題は今も生きている。

 

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[ 2018年5月18日 ]

 

 

 

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