アイコン スペースX 月周回旅行を計画発表 テスラ問題払拭か

 

 

米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は13日、深宇宙に人類を運ぶために設計された同社のビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)を使用した、新たな民間向け月周回旅行を計画していると発表した。

同社は、ツイッターに、「スペースXは打ち上げ用ロケットBFRを使う、世界初となる民間人の月周回旅行の契約を結んだ。

宇宙旅行を夢見る人々を日常的に宇宙に行けるようにするための重要な一歩だ」と投稿した。
17日に行われるイベントで、詳細を説明する予定だという。

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<昨年も同じこと発表>
米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)モーターズの最高経営責任者(CEO)も務めるイーロン・マスク(Elon Musk)氏率いるスペースX、民間人の月周遊旅行計画を発表するのは今回が初めてではない。
 スペースXは昨年2月にも、民間人2人の月周回旅行を2018年後半に実施すると発表していた。
このときの計画では、同社のカプセル型宇宙船「クルー・ドラゴン(Crew Dragon)」をロケット「ファルコン・ヘビー(Falcon Heavy)」に搭載して打ち上げる計画だった。
 クルー・ドラゴンは、国際宇宙ステーション(ISS)に定期的に物資を届けているスペースXの補給船に酷似している。
しかし、スペースXはここ数ヶ月、この月周遊旅行計画について何も発表していない。
月周遊旅行に参加する民間人2人の名前や身元、かかるはずの費用なども一切明らかにされていない。
以上、AFP参照

イーロン・マスクはEVモデル3の量産化が進まず、長期にわたり陣頭指揮、やっと量産に成功させたが、計画より大幅に遅れた。その間、テスラ株をめぐっては市場が、量産に失敗していると批判タラタラだった。
しかも、そうしたイライラが募ったのか、テスラを非公開にするとツイッターし、株価に大きく影響を与えてしまった。実際資金の手当てがあるのかと大問題になった。結局、非公開しないと発言している。
イーロン・マスクは、イロイロやりすぎており、事業を整理すべきだろう。ただ、いずれの事業もアイデアはずば抜けている。しかし、それを現実化するスタッフに恵まれていないようだ。ワンマン・個性が強すぎるところにスタッフが長居せず、スタッフが育たない原因もあるようだ。
スペースXでも今では打ち上げロケット部分を回収することに成功させており、打ち上げコストを大幅に減少させている。

株の非公開発言で批判され続けており、市場や当局を気分転換させるための今回の発表かもしれない。

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[ 2018年9月14日 ]

 

 

 

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