アイコン 「新天地イエス会」を「悪魔」にする総選挙を控えた与党

 

 

韓国政府は「新天地イエス会」教団側から信徒24万5000人、教育生と呼ばれる正式な信徒でない人6万5000人の計31万人の名簿を入手し、未成年者と海外の信者を除く信者19万5000人、教育生4万4000人の名簿を各自治体に提供した。
各自治体が行った信者への電話調査で、症状のある人は1万3241人と把握され、このうち6561人(49.6%)については感染有無を調べる検査が終わっている。

大邱では、これまでに検査が完了した信者4,328人のうち62.0%に当たる2,685人が陽性だった。
大邱と近隣の慶尚北道を除く地域では、感染が疑われる症状のある人は4,066人で、陽性判定の割合は1.7%だった。

この結果に関し、対策本部の金剛立第1総括調整官(保健福祉部次官)は定例会見で、「大邱・慶尚北道を除くと新天地信者たちの集団感染の可能性は低いとみられるが、最終結果が出るまで分析を続ける予定だ」と述べた。

中央防疫対策本部によると、3日午前0時現在の韓国での感染者数は計4,812人で、このうち大邱市と慶尚北道の感染者が約9割の4,285人を占める。
以上、

大邱教会が管理する信徒は約9100人、主に大邱市に在住しているものと見られ、残りの検査と結果、また、他地域での6,561人については今後検査結果が出てくる。

韓国政府は、限りなく「新天地」にすべての責任をなすりつけようとしている。そのためにも「新天地」関係者を集中感染検査することで、多くの感染者を出させる必要がある。
それはnコロナウイルス感染拡大で、文大統領の支持率が落ちており、総選挙にも影響してくることから、与党や政府関係者は「新天地」への攻撃を強め、「悪者」扱いすることで、責任回避する狙いがある。

信徒42人が1月武漢へ渡航したことが、政府が取得した名簿により判明しているが、地方自治体は、おおよそ住民の信教を個別に把握し名簿化しており、中国からの全面訪韓禁止を取らずして、防疫体制を敷くならば、2月4日の渡航禁止前に武漢へ渡航した人たちをリストアップし、照合すれば、可能だったと見られる。韓国のほとんどの自治体を与党の首長と議会が制してもいる。

金剛調整官は、政府から配布された名簿と地方が作成して持つ名簿とでは、そんなに開きはなく、政府が攻撃することで、信徒が潜れば、検査ができなくなってしまうと危惧している。
すでに与党のソウル市長は、教祖を殺人罪で告発している。また、法務部長官は「(教団は)名簿を一部改ざんしている。名簿提出を妨害しており調査する」としており、金剛調整官は、それを懸念している。
与党陣営の李在明京畿道知事は、教祖を強制的に感染検査させるため、警察官ら10人を引き連れ、「平和の宮殿」を夜遅く急襲している。教祖は不在で、教祖はすでにドライブースルー型感染検査所で検査を受け、陰性だったと報告されている。そうしたことも調べずして、新聞で取り上げられるようにパフォーマンスを行ったようだ。
韓国の政治家はこんなんばっかり。

4800人の感染者の8割が「新天地」関係だとしても、残り2割は別途の感染ルートであり、1000人あまりは「新天地」外の感染者となる。
このことの方が感染ルートもわからず深刻と思われる。ほかの信仰宗教団体からも感染者が多く出ている現実もある。

[ 2020年3月 3日 ]

 

 

 


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