(有)川清商店 ほか1社(栃木)/自己破産へ 漬物 倒産要約版
栃木に拠点をおく、(有)川清商店 ほか1社が自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は2社合計で約4億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(有)川清商店 |
2 |
本社地 |
栃木県栃木市岩舟町静3927-3 |
3 |
代表 |
川原井正敏 |
4 |
設立 |
1978年12月. |
5 |
資本金 |
1000万円 |
6 |
業種 |
野菜の漬物製造 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約8億円 |
最近期、約3億円 |
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8 |
関係会社 |
ケイエスフーズ(株) |
同所/同代表 |
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9 |
破綻 |
2022年11月30日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
委託弁護士 |
大山勉弁護士(今村記念法律事務所) |
電話:03-3264-1721 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
12 |
負債額 |
(有)川清商店が約3億円 |
ケイエスフーズ(株)が約1億円 |
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13 |
破綻理由 |
同社は野菜の漬物製造会社。きゅうりやナスなどの浅漬けをメインにキムチ、粕漬けなども製造していた。食品問屋を介して飲食店、量販店、スーパーなどに卸していた。しかし、TV健康番組において漬物の塩分を執拗に取り上げた漬物たたきにより消費者離れが進み、売上高は落ち、採算性も悪化する中、今般の新コロナ事態で飲食店向けが大幅減少、同社は債務超過から資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。 関連のケイエスフーズ(株)は川清商店の野菜の仕入れを担当し、連鎖した。
漬物類は発酵食品、減塩漬物も商品化されており、健康にとってもよい食材。キムチは食べても和製漬物は食べないのはおかしい。白菜漬けの季節だ。
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