アイコン 10月の首都圏の新築分譲マンション発売動向/「パークホームズ新小岩三丁目」好調


不動産経済研究所が発表した2022年10月の首都圏の新築分譲マンションの発売状況は次のとおり。

A、ポイント
1、首都圏で発売された新築分譲マンションの戸数は、前年同月比34.7%増の 2,768戸。全エリアが伸ばして 3ヶ月ぶり増加した。
2、平均価格は6,787万円、㎡単価 99.5万円。戸当たりは2ヶ月連続の上昇。
3、初月契約率は 0.5Pアップの 71.9%。秋商戦本格化で 5月以来の (好不調の境)70%台をクリアした。

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B、内容
1.発売戸数

発売は、前年同月比34.7%増、713戸増の2768戸、対前月の2,036戸でも732戸増で、率にして36.0%増。

2、地域別発売は、
東京23区が1,080戸(シェア 39.0%)、
東京都下は170戸(同 6.1%)、
神奈川県は632戸(同22.8%)、
埼玉県は464戸(同 16.8%)、
千葉県は422 戸(同 15.2%)。
東京都のシェアは45.2%。

3、初月契約率
初月契約率は71.9%で、前年同月比0.5ポイントアップ、前月比では 10.3ポイントアップ。今年6月から9月まで60%台が続いていた。

4、平均販売価格・㎡単価
戸当り平均価格は 6,787万円、1 ㎡当り単価は 99.5万円。
前年同月比では平均価格は0.5%上昇で額にして37万円上昇、㎡単価では▲5.9%減、額にして▲6.2万円ダウンしている。
 前年同月比では平均価格が 2ヶ月連続アップ、㎡単価は2ヶ月ぶりダウンしている。

5、地域別の平均価格・㎡単価は
東京23区の平均販売価格は前年同月比10.8%上昇の9,365万円、㎡単価は▲0.8%ダウンの143.3万円、
都下の平均販売価格は▲10.7%ダウンの4,620万円、㎡単価は▲12.8%ダウンの69.2万円。
神奈川県は、15.9%アップの5,913万円、17.2%アップの84.5万円、
埼玉県は3.3%アップの4,855万円、2.6%アップの70.3万円。
千葉県は4.9%アップの4,497万円、1.5%アップの62.0万円となっている。

6、即日完売物件(2物件 47戸)
① 三井不動産レジデンシャルが手掛ける「パークホームズ新小岩三丁目」1期1次20戸、
葛飾区、
平均販売価格は5,584万円
㎡当たりの単価は85.1万円、
平均 1.05倍 最高2倍

② 同じく「パークホームズ横浜中川ステーションプロムナード」 1期1次27戸、
横浜市都筑区
平均販売価格は6,710万円
㎡単価は88.7万円
平均1.2倍 最高3倍

7、超高層物件
10月の超高層物件(20階以上)は13物件・
販売戸数は522戸、契約率は86.2%
前年同月は9物件で199戸、契約率は85.9%。
超高層物件は相変わらず人気が高い。

8、販売在庫数
10月末の販売在庫数は4,945戸、前月末比148戸増。22年9月末は4,797戸、21年10月末は5,376戸だった。

9、来月の発売戸数予測
11月の発売戸数は4,500戸の見込み
21年11月5,452戸、20年11月は2,790戸、19年11月は3,293戸だった。
以上、

[ 2022年11月21日 ]

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