同社は野菜の漬物製造会社。きゅうりやナスなどの浅漬けをメインにキムチ、粕漬けなども製造していた。食品問屋を介して飲食店、量販店、スーパーなどに卸していた。しかし、社会情勢の影響もあって消費者離れが進み、売上高は落ち、採算性も悪化する中、今般の新コロナ事態で飲食店向けが大幅減少、同社は債務超過から資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

関連のケイエスフーズ（株）は川清商店の野菜の仕入れを担当し、連鎖した。

破産管財人には、鹿村庸平弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は令和5年1月16日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和5年3月8日午後2時。

事件番号は令和4年(フ)第135号・第136号となっています。

既報記事
(有)川清商店　ほか１社(栃木)／自己破産へ　漬物　倒産要約版