アイコン 防衛省 日本企業に発注せず 装甲車2500億円フィンランド企業へ  


本末転倒、岸田政権も防衛省も何かおかしな動きになっている。
コマツなど多くの兵器企業が発注もかからず、組織を維持して部品を在庫し続けるには経営上限界があるとして防衛省と縁を切った。
足元では、2022年12月、装甲車2500億円相当をフィンランド企業製に決定している。

防衛省はそうしておいて、重要な装備品の国内での製造を維持するため、事業継続が困難になった企業の生産ラインを国有化し、別の企業に委託できるようにする方針を固め、必要な法案を来年の通常国会に提出することにしたという。
政府の最近のやりっぱなしにもほどがある。

日本の軍需企業は、防衛省が発注しなければ事業を続けられない。また兵器メーカー1社だけで完成させているのではなく、多くの協力企業の部品製造において、メーカーが完成させているもの。発注がなければ、そうした多くの部品企業も衰退する。

 

スポンサーリンク
 
 

自衛隊の装備品を生産する国内の防衛産業は、企業の撤退が相次いでいて(これまでの政府が衰退させているもの)、先に政府が決定した「国家安全保障戦略」では、生産や技術基盤の強化が必要だとしている。しかし、基盤強化といくら言っても、首相が訪米するたびに高額の兵器購入を手土産にしており、当然予算も限られ国内への発注は減るばかり。

先制敵陣攻撃でさえ、1500億円あまりかけ、時代遅れのトマホークを決定、万が一、山東半島のミサイル基地を狙うにしても、1時間22分かかる。相手が察知して弾道ミサイルを発射すれば、30分で日本全土が攻撃される。中近東で戦争するわけではない。

先制敵陣攻撃をしたところで、実際、ジェット旅客機の巡航速度(ボーイング747/913km)より遅く、トマホークではまだ海上の上を飛行中、早期に察知されたら、東京が先に弾道ミサイルにより攻撃を受ける。
また中国はS-300や最新のS-400により巡航ミサイルにも対応した迎撃ミサイル網を構築している。ましてや中国はわかっているだけでも5ヶ所の対日・韓向けのミサイル基地を有している。

日本は、数百発同時に飽和攻撃でもするのだろうか。先制して後は玉砕でもしたいのだろうか。

企業も防衛省の天下りを大量に抱え利益率が低いのは当然のこと。また、日本製は高額で、3原則を撤廃しても購入する国はどこもない。価格競争力0の兵器ばかり製造している。
性能面だけでも格段に優秀ならばそれでも商品価値はあるが、性能さえ、他国製に大きく劣っている。(韓国のK2戦車も問題のトランスミッションを独社から技術供与を受け、世界的にも優秀とされている。)
今や兵器そのものが電子制御化しており、その電子技術の日本の立ち遅れが兵器にも及んでいる。日本の昭和時代の製品や製品開発力では当然のことだろう。防衛省や政府が昭和時代の脳味噌では日本の防衛は守れない。鈍行列車とリニア新幹線と競争するようなものだ。

米国に対する手土産と天下りを完全撤廃すべきだ(過去、軍需企業大手は合計で1000億円以上の不正請求を行い、会計検査院から指摘されやっと政府が対応したが、代賛企業がないため指名停止はどこも受けなかった)。

防衛省は、企業への支援を強化することにしており、特に、自衛隊の任務に不可欠な装備品を生産する企業が、事業の継続が困難になって撤退する際、ほかに手段がない場合には、生産ラインを国有化できるようにする方針を固めたという。

しかし、先述のとおり舌先が乾かぬどころか現在、装甲車でさえ日本企業には発注せず、フィンランド製を大量購入する。

防衛装備庁
装備品等の開発及び生産のための基盤の強化を図り、研究開発・調達・補給・管理の適正かつ効率的な遂行並びに国際協力の推進を図ることを任務とする防衛省の外局がありながら、政府は装甲車をどうして日本企業に発注しないのか。・・・すでに組織は形骸化しているようだ。

防衛事業の装備に関し、首相や防衛大臣も含め政治家が口出しすることからおかしくなる。また企業に天下りを大量に抱えさせている防衛省にも問題がある。

今回の2点の発注は、頭が変になるくらい異常におかしかろーもん。今の政権は、防衛省浜田は・・・。

トマホークの超音速化は米国で進めているが、まだ完成していない。米国は完成直後は輸出もしない。
 日本へ売却すれば、すぐどっかのスパイに売り渡してしまうおそれもある。今回の情報漏えい事件でも依頼主の元海将が情報を取得しており、元海将も逮捕すべきではないのか。


スクロール→

  心神をどうして戦略化しなかったのかも不明。政治家のお遊びだったのだろうか。

中国の対日・韓向けミサイル部隊

 

都市

距離 

ミサイル

トマホーク

時速

km

部隊

時:分

880

km

佐世保

北京

1,400

 

1:35

上海

820

 

0:55

山東・済南

1,200

96117

1:22

河北・滄州 

1,300

96121

1:28

大連・金州

970

96113

1:06

吉林・通化

1,010

96115

1:09

遼寧・瀋陽

1,110

96101

1:16

那覇

北京

1,850

 

2:06

上海

850

 

0:58

済南

1,550

96117

1:46

滄州 

1,750

96121

1:58

大連

1,550

96113

1:46

吉林・通化

1,730

96115

1:58

遼寧・瀋陽

1,800

96101

2:03

・中国製弾道ミサイルはM3(時速3675k)

・中国は極超音速の弾道ミサイルや巡航ミサイルも保有

・トマホークはターボファンエンジン/中国は固体燃料のロケットエンジン

・日本は潜水艦搭載を計画しているが15年以上かかる。中国は日本海域も含め東シナ海に潜水艦探知用ワイヤーを張り巡らせている。宇宙ステーションも独自に極秘運営し、偵察衛星とともに近隣を監視し続けている。

上海

東京

1,750

 

 中ミサイル

 M3

済南

東京

2,050

96117

0:33

3,675

km

那覇

1,550

0:25

佐世保

1,200

0:20

千歳

2,200

0:36

 

[ 2022年12月31日 ]
スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧