アイコン トルコの大地震 不吉な赤いレンズ雲、地震予知の雲か? 1600人死亡 さらに増加中


トルコ北西部の都市ブルサ(イスタンブールの南方)で1月23日早朝出現した奇妙な形の雲、色は朝焼けで赤いがなんとも不思議な形「レンズ雲」(富士山のはなれ笠もその一種)。

その2週間後の2月6日早朝04時17分にトルコ南部で発生したM7.7(深度7キロ)の大地震を予知したものだったのだろうか(現地の発表値)。

6日04時17分、トルコ南部カフラマンマラシュ州のパザルジュク地区を震源としたM7.7 の地震が発生、その後、13時24分にもパザルジュク地区北方の同州エルビスタン地区を震源としたM7.6の余震が発生したと現地Birgun紙が報じている。

この2つの地震での被害は近隣10州に及び、南で隣接するシリア北部(北部中心都市はアレッポ)も建物の倒壊により多くの犠牲者が発生している。

まだ被害の全容は見えておらず、トルコ全土では6日までに確認されている分だけで1600人あまりが亡くなり、1万人あまりが負傷、3,471の建物が倒壊。

スポンサーリンク

シリアでも建物倒壊により別途800人あまりが亡くなっているという。

非常に浅いところでの直下型大地震、病院や学生寮、多くの集合住宅がペシャンコ状態で倒壊しており犠牲者数を増加させている(建物は鉄骨にレンガを積み上げた耐震性に乏しい構造、低層建物はレンガの積上式)。
余震も最初の大地震から数百回発生し、中にはM6以上の地震も何回も観測、救出活動も困難を極めている。
1999年8月、トルコでは、西部のイズミット市(イスタンブールの南方約150キロ)を震源としたM7.6の地震でも1.7万人あまりが亡くなっている。


 

 0206_03.jpg

0206_04.jpg

↓地震発生地はAnatolieのスペルの最後の「e」付近。
地震はアナトリアプレートとアラビアプレートおよびアフリカプレートが交錯している近くで発生している。
アラビアプレートと衝突しているところはアナトリア断層という大断層地帯となっている。
0206_05.jpg
 

[ 2023年2月 7日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧