アイコン (株)ワイズリーなど3社/破産手続開始決定 <東京> 負債54億


(株)ワイズリー(所在地:東京都渋谷区神宮前1-8-26、代表:皿井鉄就)と、関連の(有)Mキュービック(同所、同代表)、(株)いわき・タウンズヴィル(所在地:東京都港区芝5-29-22、同代表)は2月8日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約54.6億円。

(株)ワイズリーは、マンションデベロッパーや投資ファンドを顧客とし、事業用不動産の売買や仲介を行っており、2007年には年間約67億8900万円の売上高を計上していた。しかし、リーマン・ショック以降、在庫負担による多額の金融債務を抱えたまま、実質的に営業を停止し、休眠状態となっていた。

 

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(有)Mキュービックは、不動産の売買や仲介、賃貸、コンサルティングを手がけており、同様にリーマン・ショック以降に金融債務を抱え、営業を停止し、休眠状態となっていた。また、(株)いわき・タウンズヴィルは、戸建住宅の宅地分譲を手がけていたが、2019年に休眠状態、3社の残っていた債務を清算のために、今回の措置に至った。

この破産手続きに関しては、選任された「アクトアドヴァイザーズ法律事務所」の小山哲弁護士(電話番号:03-6868-8426)が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和5年3月15日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年6月5日午後1時30分となっています。

[ 2023年2月16日 ]
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