(株)コマバ(北海道)/自己破産へ 製材 倒産要約版
北海道に拠点をおく、(株)コマバが自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約6億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)コマバ |
2 |
本社地 |
北海道河東郡音更町駒場南2条通2 |
3 |
代表 |
赤堀幸英 |
4 |
創業 |
1947年 |
5 |
設立 |
1954年4月. |
6 |
資本金 |
1000万円 |
7 |
業種 |
製材業 |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、約8億円 |
2022年2月期、約5億円 |
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9 |
破綻 |
2023年2月28日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
委託弁護士 |
斉藤道俊弁護士(斉藤道俊法律事務所) |
電話:0155-26-3133 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約6億円 |
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破綻事由 |
同社は製材業者。一般製材からチップ材の製造も行っていた。原木から建築材、土木材などに加工を行い、北海道から関東まで顧客を有していた。しかし、ローコスト住宅の台頭により、外材の集成材や合板類が住宅建材の主を占めるようになり、同社は売上不振が続き、今般の新コロナ事態では米国発の木材価格が一時4倍に暴騰、輸入材などの価格が高騰し、同社は採算性を悪化させていた。米国のインフレ退治により木材の国際価格は2019年当時の価格に戻ったものの、黒田日銀総裁の采配による超円安政策により日本の木材輸入価格は下がりきらず、同社は先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。 |