アイコン (株)シカゴピザ/自己破産へ <大阪> 宅配ピザ


宅配ピザの(株)シカゴピザ(所在地:大阪府茨木市大住町2-5、代表:中野雅弘)は3月14日、同日に事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。

負債総額は約15億円。

資本金は5000万円。

 

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1986年に設立された宅配ピザチェーン店「シカゴピザ」を展開する同社は、2020年3月期には年売上高約34億6300万円を計上していたが、大手各社との競争や仕入れコスト、人件費などが重荷となり、出店費用を借入金で賄っていたことから設立以降、収益は低調に推移していた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要により、2021年3月期の年売上高は約42億3800万円にまで伸長し、収益面も黒字化を果たした。しかし、デリバリー乱立や人材獲得競争の激化により売り上げは減少し、人件費が高騰していた。今期に入っても業績は回復せず、資金繰りが急速に悪化したことで、倒産することとなった。

担当弁護士には「堂島法律事務所」の片岡牧弁護士(電話番号:06-6201-0444)ほかが任命されている。

 

[ 2023年3月14日 ]
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