同社は薩摩芋や黒蜜を主原料にした菓子類の開発製造販売を手がけていた菓子店。一時７店を有していたが、最近は不採算店を閉鎖して３店舗体制で運営していた。しかし、今般の新コロナ事態で観光客が激減、ドル箱だった駅や空港店の売上高が激減して業績不振に陥り、債務超過に、ウィズコロナ策でも売上高は回復せず、支えきれず今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された下村哲也弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年6月28日午前10時となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年年）に発生したもので、番号は（フ）第118号となっています。

既報記事
（株）美味芋本舗（鹿児島）／自己破産へ　ウマクモ　倒産要約版