アイコン Lenovoも1~3月期苦戦 世界同時不況


中国のパソコン(PC)メーカー、レノボ・グループが24日発表した第4・四半期(1─3月)決算は、売上高が前年同期比▲24%減の126億3000万ドルと3四半期連続の減収に陥った。PC需要が引き続き落ち込んだ。
調査会社のリフィニティブがまとめたアナリスト8人の予想平均(127億4000万ドル)に沿う内容となった。
3月期通期の売上高は▲14%減。通期での減収は2019年以来となる。

新型コロナウイルス流行期にはリモートワーク拡大に伴う需要が売り上げを押し上げたものの、昨年に需要が減少し始め、10~12月の第3・四半期決算は売上高が▲24%減少し、過去14年で最大の減収を記録していた。
調査会社IDCによると、1~3月の世界PC出荷台数(業界全体)は▲29%減の5690万台と、コロナ流行前となる18年と19年の同四半期を下回った。
レノボは利益率改善に向け、スマートフォンやサーバー、IT(情報技術)サービスといった非PC事業を拡大。3月期通期の同事業は7%成長し、売上高全体の約4割を占めた。
1~3月期の株主帰属純利益は▲72%減の1億1400万ドル。アナリスト予想は2億1249万ドルだった。
以上、

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メモリ半導体の価格が4~6月も下がると見られている。メモリ半導体メーカーは生産調整しているにもかかわらず、積みあがった在庫が減らないほど、需要先のPC、サーバー、データセンター、電子製品メーカーは低迷している。

新コロナの巣篭もり需要とテレワーク需要の反動
高金利による景気悪化により需要低迷
高金利による新規投資抑制
景気悪化を予想して新規投資抑制

[ 2023年5月25日 ]

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