同社は老舗の金属加工業者。機械メーカーや鉄工所から受注していた。しかし、機械メーカーが海外へ工場移転し、競争激化、受注不振、採算性の悪化が続いていた。新コロナ事態ではさらに受注が減少して、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された久保田康宏弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和5年7月3日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年8月23日午前11時30分となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年）に発生したもので、番号は（フ）第19号となっています。

既報記事
（株）湊正（石川）／自己破産申請　老舗の金属プレス加工　倒産要約版