同社は大阪市中央卸売市場東部市場内に本社を構える漬物卸業者。市場内での卸販売のほか、スーパーや漬物卸業者にも卸すほか、スーパー内で漬物店も営業していた。しかし、ＴＶの健康番組が食材の塩悪を取り上げ続け、漬物離れが進み、売上不振が続いていた。今般の新コロナ事態では、飲食店などの需要も大幅に減り、支えきれず、今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された宮岡恒子弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年9月28日午後2時40分となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年）に発生したもので、番号は（フ）第2061号となっています。

既報記事
（株）三木商店（大阪）／自己破産へ　漬物　倒産要約版