GF(株)(旧(株)古瀧)(福島)/特別清算 業歴328年の温泉宿 倒産要約版
福島に拠点をおく、GF(株)(旧(株)古瀧)が特別清算の開始命令を受けた。
負債総額は約24億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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破綻企業名 |
GF(株)(旧、(株)古瀧) |
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本社地 |
福島県いわき市常磐湯本町三函208 |
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代表 |
代表清算人:御山義明 |
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創業 |
1695年. |
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設立 |
1955年5月. |
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資本金 |
8000万円 |
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業種 |
もと(株)古瀧の経営会社 |
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店舗名 |
元禄彩雅宿「古滝屋」 |
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売上高 |
以前のピーク期、約14億円 |
2022年12月期、約2億円 |
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破綻 |
2023年6月14日. |
特別清算手続きの開始決定 |
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裁判所 |
福島地裁いわき支部 |
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負債額 |
約24億円 |
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破綻事由 |
同社は元禄8年創業の温泉旅館、2011年3月、東電がフクシマ原発を爆発させたことにより、観光客・利用客が激減、東電の補償もすでに打ち切られたものの、客足は回復せず、また、今般の新コロナ事態でさらに落ち込み、2022年12月期はGOTOキャンペーンもあり、新コロナ前に戻ったものの、それでも2億円に留まり、赤字が続き、債務超過に、同社は抜本的に経営再建を図るため、現業部門を新会社の「古滝屋」に譲渡、同社は負債を抱え、社名を現行名に変更し、今年3月末に解散を決議していた。 なお、古滝屋旅館は新会社により、継続して平常どおり営業されている。 追、東電は、向こう50年間、元禄彩雅宿「古滝屋」など福島県の旅館・ホテルを優先宿泊先として提携し、東電グループ総勢3.8万人に対して福利厚生の一環として観光宿泊を提案すべきではないだろうか。 |
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