アイコン 南欧各地も40度以上の酷暑 米国も酷暑


米国では中西南部が熱風から40℃超えている都市がいくらでもあり、米人口の1/3が今夏の酷暑の影響を受けると発表されている。加州山岳地のディスバレーでは50℃を超えている。
 オクラホマシティ44℃、チワワ41℃、ダラス42℃、フェニックス46℃、ラスベガス41℃・・・

欧州では、昨年に続き、今年も南欧で酷暑となっている。昨年は酷暑に加え、火災が多発したことから、今後も注意を要する。すでにギリシャでは森林火災が発生している。

 

スポンサーリンク

最高気温40℃を超えている都市は、
スペインでは、グラナダ43℃、コルドバ41℃
イタリアではサルデーニャ島のカリアリ45℃、シチリア島のバレルモ40℃(22日予想)
ギリシャではテッサロニキ40℃
トルコではイズミール40℃

中国の石炭生産量は世界生産量の50.6%(27.6億トン/2020年)、その石炭量を増産しても、輸入してまで需要をまかなっている。最大の用途は電力(発電量の60%以上が石炭発電)、今夏は高温・豪雨によりエアコン需要がMAX、鉄鋼生産量も世界生産量のほぼ半分を生産し、石炭⇒コークス⇒溶鉱炉で生産、鉄・非鉄・レアメタルは石炭⇒電力による電炉で生産されている。

急激なEV化でレアメタル生産量は急増しており、レアメタルの80%を生産するほどの生産基地である中国では(発電コストで一番安価な)石炭がいくらあっても足りない状況が続いている。
増加し続ける膨大な石炭燃焼により地球温暖化を促進させている。
石炭を中国にボンボン燃やさせ、欧米国は涼しい顔をしている。
EU構成国であるポーランドでは、天然ガスが高騰し、石炭どころか最悪の褐炭で発電している。
欧米人たちは政治的近視、ダブルスタンダード列強国ばかり。

↓日本の2100年の気温予想はどうなのだろう。
札幌が沖縄より8月の気温が高くなっている。(図は東大教授の試算/日経掲載分)

0719_07.jpg

↓2071~2100年には地中海沿岸の南欧からトルコまで多くの紫色の地域=50℃を超えると予想されている。

0719_08.jpg

[ 2023年7月19日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧