(株)ヤマジョウ建設(岐阜)/自己破産へ 住宅建築 倒産要約版
岐阜に拠点をおく、(株)ヤマジョウ建設が自己破産したことが判明した。
負債総額は約6億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)ヤマジョウ建設 |
2 |
本社地 |
岐阜県関市板取1546-1 |
3 |
代表 |
長屋恵美子 |
4 |
設立 |
1988年4月. |
5 |
資本金 |
3000万円 |
6 |
業種 |
木造建築工事 |
7 |
売上高 |
2021年6月期、約6.5億円 |
2022年6月期、約5.6億円 |
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8 |
破綻 |
2023年9月4日.. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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9 |
委託弁護士 |
神谷慎一弁護士(神谷法律事務所) |
電話:058-266-7910 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約6億円 |
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破綻事由 |
同社は木造住宅建築工事会社。元は製材業からスタート、現在は県内産木材を主材にした注文住宅を受注し、一定の売上高を確保し続けてきた。しかし、大手住宅会社の進出が相次ぎ、受注競争が激化、受注は伸び悩み、採算性が悪化していた。そうしたなか、今般の新コロナ下、米国発のウッドショックにより、県内産木材も急騰、同社は採算性をさらに悪化させる中、今年4月前代表が急逝、現代表は事業承継を断念して、今回の事態に至った。 |
↓米国発ウッドショックの推移(シカゴ相場)
米国は黒で左軸のドル価、日本はドル価に為替を単純に乗じた価格で単位は百円、物流経費は含まない。2022年3月から始まった超円安によりドル価との乖離が拡大、日本価はより上昇している。
新コロナ前との比較では現在ドル価では25%高く、日本円では68%高くなっている。