三神鋼管工業(株)(兵庫)/自己破産へ 原発用配管工事 倒産要約版
兵庫に拠点をおく、三神鋼管工業(株)が自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約2.5億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
三神鋼管工業(株) |
2 |
本社地 |
兵庫県神戸市西区福吉台2-10-38 |
3 |
代表 |
西村公一 |
4 |
設立 |
1968年10月. |
5 |
資本金 |
1000万円 |
6 |
業種 |
ボイラー用配管工事会社 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、役12億円 |
2022年9月期、約1.5億円 |
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8 |
破綻 |
2023年9月5日.. |
弁護士一任/自己破産申請の準備中 |
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9 |
委託弁護士 |
吉村弦弁護士(あさひ法律事務所) |
電話:078-326-5678 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約2.5億円 |
12 |
破綻事由 |
同社は電力会社向けのボイラー用配管の製作および施工を請け負っていた。自社加工する配管の品質にも優れ、フクシマ原発の爆発前までは、原発から火力発電までボイラーの配管工事を堅調に受注していた。 しかし、フクシマ爆発後、電力業界は設備投資を急激に縮小させ、ほかの鉱工業生産会社もアベノミクスで棚から牡丹餅方式でボロ儲けする中、設備投資は行わず、同社の売上高は受注先の移動もかなわず、受注不振から資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。
企業のサラリーマン経営者たち、特に上場会社の製造業の経営者家たちは、アベノミクスで利益が上がれば自己満足して、その利益を自らの延命工作用の株主還元の愚策を最優先させ、新製品開発や生産性向上の投資には使わず、次世代で衰退・潰れていく、その輪廻を繰り返すことになる。 日本の産業を崩壊させた東電の責任はギロ・・消滅もの。 |