(株)オーク(京都)/第3者破産申し立て 元資格教材出版 倒産要約版
京都に拠点を置く、(株)オークが第3者破産申し立てを受けた。
負債総額は約4億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)オーク |
2 |
本社 |
京都市西京区川島有栖川町51 |
3 |
代表 |
大久保浩 |
4 |
設立 |
1971年1月. |
5 |
資本金 |
6500万円 |
6 |
業種 |
元資格取得用教材出版、テナントビル経営 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約12億円 |
8 |
破綻 |
2023年9月15日. |
債権者による第3者破産申し立て |
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9 |
申請代理人 |
河野佑宜弁護士(こうの法律事務所) |
電話:075-254-7877 |
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10 |
裁判所 |
京都地方裁判所 |
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負債額 |
約4億円 |
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破綻事由 |
同社は資格取得支援教育団体に向けた教材出版会社兼所有ビルの賃貸管理会社。創業者が当教育団体を運営していたが、2009年、創業者が当団体の資金を不正に流用したとして背任容疑で逮捕され、民事でも当団体から同社も含めて多額の損害賠償請求訴訟を起こされていた。同社らは所有ビル売却して処理したものの、出版事業から撤退を余儀なくされ、不動産賃貸事業の収入も大幅に減少していた。 最近はビル賃貸事業と飲食業・教育コンサルタント事業を行っていた。しかし、代表者が昨年8月に死去、後継者がおらず、その後、代表欠員のままとなっていた。代表欠員は会社の法的責任問題も生じ、裁判所により仮代表を任命して、会社を整理するしかなかったが、同社はこれまで放置していた。 このままでは債権者も債権の価値確定や損金処理ができず、債権者が同社に対して裁判所に破産を申し立てたもの。 資格取得ブームは定期的に訪れ、ブームに乗ればボロ儲けできる。大学が儲かるMBAも資格の一つ。 |