追報:(株)浅間製作所など2社/破産手続き開始決定 <秋田>
拠点:秋田
商号:(株)浅間製作所など2社
負債総額:約2億円
業種:標識メーカーなど
破産開始:1月31日
その他:コロナ関連倒産
続報。標識メーカーの「(株)浅間製作所」は(秋田県山本郡三種町志戸橋字霜谷地***)、水耕栽培プラントの販売業の「(株)里山村」は(秋田県山本郡三種町志戸橋字大木台***)に所在している企業です。
2社は、令和6年(2024年)1月31日に秋田地裁能代支部にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)
停止時の2社合計で負債総額は約2億円。
同社は看板および看板フレームの製作および各種標識の製造会社。今般の新コロナ事態で看板需要が減る一方、材料費は高騰、同社は採算性を悪化させ、資金繰りにも窮するようになっていた。
関連会社の里山村は自社開発の水耕栽培プラント「asamax」を販売していた。新コロナ事態で展示会などの開催が困難となり、また各種農業イベントもその多くが中止になり、同社は営業も限られ売上不振に陥り、浅間製作所に連鎖した。
この破産手続きに関しては、選任された大庭秀俊弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。
同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和6年3月15日まで。
また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和6年5月15日午前10時30分となっています。
当該事件は、令和6年(2024年)に発生したもので、番号は(フ)第3号・第4号となっています。
既報記事
(株)浅間製作所、(株)里山村(秋田)/自己破産へ 看板標識 倒産要約版