追報:要工業(株)/破産手続き開始決定 <大阪>
続報。「要工業(株)」は(大阪府八尾市泉町1丁目***)に所在している企業です。
同社は高周波焼入れ等金属熱処理加工で、令和6年(2024年)2月9日に大阪地裁にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)
停止時の負債総額は約15億円。
同社は高周波焼き入れ・焼き戻し、歪み矯正などの受託加工の金属熱処理加工業者。本社工場のほか香川工場を持ち、積極的な事業活動を行っていた。しかし、一方で、2020年には粉飾決算・多額の簿外債務が発覚、大幅な債務超過に陥った。それでも銀行の協力により第3工場を新設し、受注拡大を図っていたが、要の代表が今年1月に亡くなり、ほかに取締役もおらず、同社は事業継続が困難となり、今回の措置となった。
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この破産手続きに関しては、選任された余田博史弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。
同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和6年5月30日午後3時30分となっています。
当該事件は、令和6年(2024年)に発生したもので、番号は(フ)第418号となっています。
既報記事
要工業(株)(大阪)/事業停止 金属熱処理 倒産要約版
[ 2024年2月22日 ]
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