アイコン 本理顕氏、プリッカー賞受賞 日本人9人目 建築界のノーベル賞


・ 迎合せず孤高の建築設計家、78歳
・ 主宰:山本理顕設計工場(横浜市)
※ 学生・研究生時代の建築物に対する考え方が、そのまま現在までの建築設計思想に。

プリッカー賞を授与した米財団は、山本理顕氏の作品について、「建物の内側と外側の境界を目立たないようにし、建物を通して人々が集まり、交流する機会を増やす役割を果たしている」と評価している。
同氏の設計は、「外壁を広い透明なガラス面にし、中が見えるようにしたり、開放的な空間を取り入れたりしているのが特徴の一つ」となっている。

 

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↓公立はこだて未来大学
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↓スイス・チューリヒの複合施設「ザ・サークル」
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↓横須賀美術館
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↓埼玉県立大学キャンパス
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↓韓国・城南市、「パンギョ・ハウジング」
・ 9クラスターを2階のデッキでつなぐ
・ Pangyo Housing International Competition受賞設計
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↓中国・北京建外SOHOプロジェクト
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↓新潟市、ナミックス・テクノコア(研究所)
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↓台湾・桃園市美術館(最新)
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↓問題の「同朋学園」系の「名古屋造形大学」新キャンパス
新キャンパスの設計・監理監修・メンテ契約、山本氏は強く学長就任を要請され、同造形大学長に就任。
しかし、名古屋競馬場跡地再開発事業への入札参加で「同朋学園」側と対立(学園の新キャンパス構想に基づく/山本氏は反対:跡地には場外馬券場を県が設置、元埋立地土壌問題、港に近く津波問題)、学園側は山本氏を造形大学長から解任、設計料も払わず、山本氏側が反撃の裁判。
この間、学園は山本氏を新キャンパスの建設現場への立入禁止措置、学園側は設計料5400万円も支払わず。
対立の甲村和博同朋学園理事長が退任し、競馬場跡地再開発事業への参加断念(中部電力らとのコンソーシアム/離脱)、学園と山本氏は全面和解した。

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追、
天草市では市庁舎の新築工事がプロホーザル方式で山本理顕氏らのグループに決定したが、天草市が市長交代により契約解除、山本氏側は設計費用などの支払いを求め天草市を提訴、天草市は敗訴している。過疎・没落する天草、先見の明などまったくない。ただ、天草市は小規模にした、似たような外観デザインで完成させている(画像掲載せず)。
プリッカー賞受賞者の作品建物は、世界や全国各地からの見学者があり、観光行政にも一役買う。現天草市長は変わって天草に何を残すのだろうか。

↓広島市西消防署
平和大通り沿いにある消防署。建物全体がガラスのルーバーで覆われ、外からでも中で働く消防士の姿を見ることができる。
庁舎の中は4階の展示ロビーから、建物内部全体を見渡すことができ、アトリウムの中では救助訓練やトレーニング、救急教育センターでは実習風景など、日常の様々な活動が見渡せる。

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[ 2024年3月 6日 ]

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