アイコン (株)東森商運/自己破産へ <北海道>


運送業の(株)東森商運(所在地:北海道北見市光葉町27-3、代表古川公晴氏)は4月10日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。

負債総額は約4億円。

資本金は1650万円。

同社は、1972年に創業し、貨物自動車運送業者として活動してきた。主にブロイラーや豚肉、野菜、冷凍食品などの道内運送を行っていたが、フェリーを使った道外輸送やLED照明機器の販売も行っていた。長い間、大手企業からの受注を受けて年収入高は5億円以上で推移していた。

 

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しかし、2013年から受注が減少し、赤字が続き、債務超過に。新型コロナの影響もあり、業績はさらに悪化し、2023年には年収入高が約3億2400万円でありながら、当期純損失は約4600万円、債務超過額は約1億7000万円に。このため、道外輸送からは撤退。

2024年3月に代表者が亡くなり、企業は決済難に陥り、今回の措置となった。

担当弁護士には、伊藤昌博弁護士(電話番号:0157-68-2235)が任命されている。

 

[ 2024年4月15日 ]
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