宮城県コンクリートブロック協業組合(宮城)/自己破産申請 倒産要約版
宮城に拠点をおく、宮城県コンクリートブロック協業組合が自己破産申請したことが判明した。
負債総額は約3.5億円。
以下要約。
スクロール→
倒産要約版 JC-NET版 |
||
1 |
破綻企業名 |
宮城県コンクリートブロック協業組合 |
2 |
本社地 |
宮城県亘理郡亘理町長瀞新小橋1 |
3 |
代表 |
代表理事:跡辺孝志 |
4 |
設立 |
1970年11月. |
5 |
資本金 |
出資金:2830万円 |
6 |
事業 |
コンクリートブロック製造、一部工事 |
当初、地域セメント会社約20社で設立 |
||
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約2.5億円 |
8 |
破綻 |
2024年6月10日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
||
9 |
委託弁護士 |
岡崎貞悦弁護士(岡崎法律事務所)ほか |
電話:022-223-4861 |
||
10 |
裁判所 |
未定 |
11 |
負債額 |
約3.5億円 |
12 |
破綻事由 |
同社は地域のセメント会社20社余りが出資して設立されたコンクリートブロック製造の協業組合。多額の設備投資からスタート、業績が伴わず、赤字から債務超過状態が続き、借り入れ負担も重い状態が続いていた。そのため2000年代後半にリストラを敢行し債務超過状態から脱出、しかし、今度は東日本大震災の津波で被災し、再び債務超過状態に陥落。今般の新コロナ事態では需要低迷、材料費の高騰から赤字が続き、組合員の脱会などもあり信用不安に陥るなか、今年5月、前代表理事が亡くなり、同組合はさらに混乱をきたし、従業員の退職も相次ぎ、同法人は事業継続を断念して今回の事態に至った。 |