北尻運輸（株）、北尻物流（株）（大阪）／破産開始決定　倒産要約版

大阪に拠点を置く、北尻運輸（株）、北尻物流（株）が破産開始決定を受けた。

負債総額は約２．８億円。

以下要約。

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倒産要約版　ＪＣ-ＮＥＴ版
1	破綻企業名	北尻運輸（株）
2	本社地	大阪府河内長野市下里町４５９－４
3	代表	北尻博文
4	創業	１９７２年
5	設立	１９８１年８月.
6	資本金	１０００万円
7	事業	貨物運送会社
8	主な運送品目	重機・組立ハウス・建築資材・鋼材等
9	売上高	以前のピーク期、約５億円
9	売上高	近年期は３億円前後
10	関連会社	北尻物流（株）
		本社：大阪府堺市南区豊田１１６９
		代表：北尻広　／業種：同
11	破綻	２０２４年５月２８日.
11	破綻	破産手続きの開始決定
12	破産管財人	稲田正毅弁護士（共栄法律事務所）
12	破産管財人	電話：０６－６２２２－５７５５
13	裁判所	大阪地裁堺支部
14	事件番号	令和６年(フ）第３４１号、第３４３号
15	説明報告集会	２０２４年９月１２日(木）午前１０時３０分。詳細は破産管財人まで
16	負債額	約２．８億円
17	破綻事由	同社は重機や組立ハウス、建設資材など建設にかかわる重量物の運送会社。競争激化で内部留保に乏しいなか、今般の燃料費高騰により、同社は資金繰りを悪化させ、今回の事態に至った。関連会社は同社に連鎖した。追、全国で運送会社の破綻が止まらない。

追、

日本の運送会社は２０２４年の労働時間問題とは関係なく、岸田政権の超円安政策=燃料費高騰により潰れている。小回りが利く傭車会社や下請会社が破綻すれば、大手は直接２０２４年問題に直面することになる。結果、人手不足に陥り、労務費高騰、運送代の上昇を招き、商品価格へ転嫁され、値上げが続くことになる。

原油価格は、海外は現在、新コロナ前より３０％高で購入しているが、日本は超円安により９０％高で購入している。

米国では国産原油を新コロナ前より３０％で購入しているが、賃金も上昇し続けている。しかし、日本は９０％も上昇しているのに、賃金上昇は雀の涙ほど、インフレを考慮した実質賃金はマイナスが続いている。

３田(岸田・黒田・植田)はすでに日本経済を・日本の内需を破壊したようだ。

輸出は、円が新コロナ前より４０％以上円安になっているものの、輸出額は２０％あまりしか増加していない。輸出競争力をなくしている。輸出できるものが国内では製造しなくなり、海外子会社工場から欧米へ輸出されている。

[ 2024年6月14日 ]