大石知事、《【発言メモと珍想定問答】案》ハンターに撃たれる。
「カネをもろたとねと(聞いているのか)? そうでなく預かっただけ。机の中になおしていたから1円も手を触れていない」そう話した男性の右手は小刻みに震えていた。
(*なおす=“しまう”の意)
「どうかなと不安はあったが、使わずに置いておけば、万が一何かあっても問題がないと思っていた。だが、そうとはいかないようだ」と議会関係者の男性は観念したように天を仰いだ。
https://news-hunter.org/?p=23197
このハンターの小説のように始まるシーンに登場している議会関係者って誰なんだろう。
議会関係者ということは、現在は議員ではないということだろう。
そして2022年の県知事選時に大石賢吾を応援していた県議で、現在は県議ではない議会関係者といえば、2人が思い浮かぶ。
1人は現在、大石知事の秘書(運転手)として勤務している元土建屋の息子U。
Uは前回の県議選では金子原二郎氏の懸命なテコ入れの甲斐もなく2期目の当選を逃がしている。
もう一人の元県議は、それが原因で大きく票を減らし、2期目の当選を阻まれたと噂されていた議会関係者Kである。
ところで、この議会関係者にカネを押し付けた県連幹部が誰なのかハンターファンの読者でなくても気になる。
当時の県連幹部を思い出してみる。
当時も今も県連会長は古賀友一郎参院議員である。残念だが大石派ではなかったことから、谷川、金子にイジメられて来夏の参議院の公認を剥奪されようとしていることから、ここでは除外する。
次が県連幹事長だった山本啓介氏、ここが一番怪しい。今は参院議員になっているが、当時は県議でしかもコテコテの谷川弥一、金子原二郎の僕というか飼い犬と言っても過言ではない。選挙コンサルタンの選挙屋タックンこと大濱崎卓真氏を長崎に呼びよせた張本人でもある。県政浮揚よりも自らの出世を優先したことが、今日の長崎県の混乱を招いたことを思うと万死に値するA級戦犯である。
次に県連の総務会長で、今や286万円を大石知事に貸したとして時の人にされてしまった『ごうまなみ県議』、ここは286万円を見ても分かるように大濱崎氏にいいように利用されただけで少し気の毒なくらいである。
そして県連の政調会長というよりも谷川弥一の秘書のように振舞っていた宅島寿一県議、父親は大石知事の第二のお父さんと自他ともに認めている大石建設、宅島建設の会長であり谷川弥一の盟友である宅島利夫氏である。建設業界と宗教団体を取り纏めていたと噂されていたキーマンでもある。
そして忘れてならないのが、広報委員長だった北村タカトシ元県議、知事選時はSNSで奮闘していた。残念ながら今は霧散してしまった。
ところで、昨日(7月16日)午後1時3分頃、閉会したはずの県議会棟の登退庁ランプに3人(ごうまなみ・前田哲也・瀬川光之)のランプが点灯していた。
明日、7月17日は県議会各会派に対し大石知事が286万円の釈明をする大事な日である。
この微妙な時期に3人の県議は県議会棟で何を話していたのかしら。
さ~明日、大石知事がどんな《【発言メモと珍想定問答】案》で逃げ切ろうとするのか楽しみである。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次