(株)大観(岩手)/自己破産申請 温泉ホテル 官民ファンド再生支援へ
岩手に拠点をおく、(株)大観 が自己破産申請したことが判明した。
負債総額は約12億円。
以下要約して表にしました。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)大観 |
2 |
本社地 |
岩手県盛岡市繋湯ノ舘37-1 |
3 |
代表 |
佐藤康 |
4 |
創業 |
平安時代中期 |
5 |
設立 |
2010年3月. |
6 |
資本金 |
1億円 |
7 |
事業 |
温泉ホテル運営 /眺望:奥羽連山+御所湖 |
8 |
ホテル名 |
つなぎ温泉「湯守 ホテル大観」 |
9 |
温泉 |
54℃、単純硫黄泉(低張性アルカリ性高温泉) |
10 |
各施設名 |
秀翠館 |
水明館 |
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本館 |
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東館 |
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別邸 うらら |
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11 |
売上高 |
2024年3月期、約6.1億円 |
12 |
破綻 |
2024年8月30日. |
自己破産申請/財産保全命令 |
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13 |
申請代理人 |
髙木大地弁護士(関西法律特許事務所)(大阪) |
電話:06-6231-3210 |
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14 |
保全管理人 |
上沼紫野弁護士(LM虎ノ門南法律事務所)ほか |
電話:03-3502-6294 |
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15 |
裁判所 |
東京地方裁判所 |
14 |
負債額 |
約12億円 |
16 |
破綻事由 |
同社は岩手繋温泉にあるホテルの運営会社、以前からある温泉ホテルが経営難に陥り、別法人が2010年に事業承継を受け経営されている観光温泉ホテル。繋温泉は平安時代中期、源義家が安倍貞任を攻めたときに源氏が見つけたとされる温泉、今般の新コロナ事態で集客が激減、ウィズコロナ策に入っても集客の回復は鈍く、同社は資金繰りに窮し、今回の事態に至った。
同ホテルは官民ファンドが再生支援を表明しており、デューデリ等行ったうえで承継を確定させるか否かまで営業を継続し、破産手続きはそれまで行わない。裁判所の権限で事業売却、もしくは法人消滅型の民事再生に切り替わる可能性もある。 |