追報:(株)マルヒカリ水産/破産手続き開始決定 <千葉>
続報。「(株)マルヒカリ水産」は(千葉県銚子市川口町2丁目***)に所在している企業です。
同社は鮮魚卸・水産物加工卸で、令和6年(2024年)9月18日に千葉地裁ハ日市場支部にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)
停止時の負債総額は約8億円。
同社は鮮魚卸と鮮魚加工卸業者。秋刀魚を主体に扱い、秋刀魚の鮮魚卸、秋刀魚の開きやみりん干しなどの加工品を水産市場関係者やスーパーなどに卸していた。しかし、近年は秋刀魚の不漁が続き、仕入価格が高騰し採算性悪化、売上不振に陥り、加工場の設備投資にかかわる借入金も大きく、負担が増す中、今般の新コロナ事態で、飲食店の需要なども減り、さらに売上高は低迷、昨年からのウィズコロナ策でも、売上高の回復は遅れ、同社は資金繰りにも窮し、先行きの見通しも立たないことから、今回の事態に至った。
この破産手続きに関しては、選任された菅野亮弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。 同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和6年10月30日まで。 また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和7年1月23日午前H時となっています。
当該事件は、令和6年(2024年)に発生したもので、番号は(フ)第139号となっています。
既報記事
(株)マルヒカリ水産(千葉)/自己破産申請 鮮魚卸・水産加工品製造 倒産要約版