トランプ合衆国ビザ申請料10万ドル H-1B専門職ビザ 21日発効
トランプ米大統領が、高度な知識や技能を持つ外国人専門技術者の就労ビザ「H-1B」の年間申請に10万ドル(約1480万円/これまでの年間申請料は1000ドル)の手数料を課す布告に署名したことで、テック業界を中心に米企業に混乱が広がっている。
マイクロソフトとアルファベット(グーグル)、アマゾン・ドット・コムを含むテック大手は、影響を受ける社員に対し、20日に米国に戻り、今後の渡航計画を中止するよう通知した。大統領布告は21日に発効する。
シリコンバレーのITエンジニアの20〜25%がH-1Bビザ保有者であるという統計もあるという。全「H-1Bビザ」所有者約70万人のうち約73%がインド出身者、13%を中国出身者が占めているという。
ホワイトハウスは20日、新たな手数料について、新規のビザ申請にのみ適用され、既存のH-1Bビザ保有者や更新には影響しないとX(旧ツイッター)に投稿。今年の抽選プロセスで当選し、10月1日からビザが有効になる申請者も新たな手数料の支払いは必要ないとした。
「H-1B」微罪の既存の所持者でも滞在期間には制約があり、日本出身者の場合60ヶ月間=5年間、再申請には1年間、米国以外に居住することが求められている。
H-1Bビザは年間85,000人に発行、そのため抽選となっている。今回「H-1B年間ビザ」の申請料を10万ドルにしたことで、企業にとって年間85億ドルの申請費用となる。
トランプ政権は発表当初、H-1Bビザ保有者70万人に対しも徴収するとしていたが、急遽、新規取得者だけに変更された。70万人の場合630億ドル(約9.3兆円)の費用増をもたらすことになる。
こうしたコロコロ変わるトランプ政権の動きに、大手テック企業は一時出身国などに出国している全社員に対して、米国へ帰国命令を発している。
ホワイトハウスは「既存のビザ保有者の出入国に布告は影響しない」と説明したが、それでも適用・施行を巡る不確実性が戸惑いや不安を呼び、企業や移民弁護士は既存のビザ保有者にも注意を促した。
韓国
ビザ問題はジョージア州の現代+LGのバッテリー工場建設現場で発生した327人余りの韓国人等の強制送還した問題では、韓国は関税問題も含め米国への不信感を募らせている。
しかし、そうした韓国の不信感を制するかのような、トランプ政権の今回の強権H-1Bビザの新規取得者に対する10万ドルの申請料設定。
米共和党所属のヨン・キム下院議員が発議した「H.R.4687法」案。「パートナー・ウィズ・コリア」とも呼ばれるこの法案は、韓国人に対する高熟練ビザ発給を規定したもので、韓国人専用の専門人材米入国枠、E-4ビザのクオータ15000人を確保する内容を含んでいる。
クオータ制は米国とのFTA締結時に付属していたが、移民問題が取り沙汰されていたため韓国が米国とFTA締結したときには付属しなかった。それ以前にFTA締結していた
チリは年1,400人(H-1B1)、
シンガポールは年5,400人(H-1B1)、
オーストラリアは年15,000人(E-3)
の枠を有している。
韓国系米連邦議員により2016年に「パートナー・ウィズ・コリア」法案として提示されたが、その後も含め議決には至っていない。
ヨン・キム女史は共和党下院議員であり、共和党は露骨に外国人の移民や就労を毛嫌いしており、移民政策に甘い民主党政権時代に韓国系の民主党議員が法案を発議させなければ法案は通らないだろう。
トランプ合衆国・白人至上主義、
アメリカ合衆国を再編してトランプ合衆国にすべく「プロジェクト2025」(米至上主義のシンクタンクのヘリテージ財団が主導)による先導綱領によって、トランプ政権の政治は体系化され動いている。自民党をぶっ壊すとした人、アメリカ合衆国を名実ともにトランプ合衆国に変更させようとしているトランプ本官。
トランプ合衆国が好き勝手にこんなことしていたら、共産党権力の一枚岩の中国にすべて追い越されてしまうだろう。米国が関税でインドを締め付け続けたら、インドのITエンジニアは中国へ流れる可能性もある。
当然、米国の最先端のIT技術がインド人技術者を通して中国へ渡るリスクも高まる。
スクロール→
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トランプ合衆国の就労ビザ(企業向け) |
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B |
B-1 |
商用 |
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B-2 |
観光 |
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滞留期間180日間、 |
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報酬受領は禁止 |
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E 対象: 友好通商条約締結国 |
E-1 |
貿易関係者 |
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E-2 |
投資家等 |
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国際銀行・運輸・通信業・観光業などが該当。管理職や役員、企業の運営スペシャリストが対象 |
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FTA締結国の一部ではクオータ制により米国への年間入国枠を持っている。同制度はEとH-1Bがある。 |
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H |
H-1B |
日本の場合60ヶ月間 |
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H-2A |
季節労働者 |
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H-2B |
新規・プロジェクト(一時的労働力) |
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H-1Bは年間85000人、そのため抽選。 クオータ制により入国枠を有している国もある。 |
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L |
海外赴任に必要な企業内転勤者用のビザ |
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専門的な知識や技術を有した人が就労ビザ |
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L-1A |
3年/2年延長申請可 |
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↓本官はトランプなのだぁ。にゃんこも泣いている。






