川崎重工業の瀬戸際劇場

【投稿者】:怒れる大村市民より
いやはや、毎日JCNETを覗いていると、世の中の裏側に潜む「したたかさ」が垣間見えるもんですな。
今回の大村ごみ処理場、川崎重工業の動きにはさすがに目を丸くしました。
地方の工事じゃ、市役所や町役場の誰かが工事価格をペラッと漏らして、小遣い銭をポケットに入れたら即・逮捕劇。
新聞見出しもテレビのテロップも「収賄」「背任」で踊る。
ところがどうだ、天下の川崎重工業となると話は別のようだ。

やってることの構造は一緒。いやむしろ桁違いに大きい。
国防省との蜜月で、国家予算がぐるぐる回る大仕掛け。
それなのに、出てきた処分はというと——防衛省は「幕僚長に訓戒」「幹部は減給」、川崎重工業は「社長がペコリ」で幕引きである。
はい、それだけ。
誰も手錠をかけられない、誰も拘置所に送られない。
かたや地方の役場は職員が一人でもやらかせば即ニュースの見出し、かたや大企業は「謝罪会見のセット」で幕引き。
なるほど、日本の法と秩序は二種類あったんですね、と納得せざるを得ない。
で、その川崎重工業が何をしているかといえば、どこ吹く風で大村のごみ処理場入札に「堂々エントリー」。
処分なし、謹慎なし、潔さなし。
まるで石破茂である。「したたかJFEとの一騎打ちが見たいんだろう?」とでも言いたげな顔である。
発注者・大村市はこの茶番劇をご存じだろうか?
もし知らぬ顔なら、それこそ市民への背信と言ってもいい。
もし知っていて止めぬなら、それはそれで「見て見ぬふりの芸術点満点」である。
提案書提出まで残りわずか。
さあ、大村市は「したたか川崎」にどう応えるのか。
沈黙は金か、それとも沈黙は共犯か。

さて、来週月曜日8日、総裁選前倒しが賛成多数で石橋茂氏の総裁リコールが成立するか、不発におわるか、日本の命運がかかっている。乞うご期待である。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





