福岡西部クリーンセンター場所(番外編)②

10月1日に提案書が提出される福岡西部クリーンセンター建設工事入札だが、早くもタクマ山に軍配があがるとの予想が流布されている。はたして、その情報、どこから来たのか、真相を探ってみる。
10付1日。提案書提出を前にして、ひとつの“囁き”が流れ込んできた。
福岡西部場所は「タクマ山に軍配が上がりそうだ」との未確認上である。
おいおい、まだ提案書も出し切っていないこの段階で、「優位」「優勢」「有力」なら理解できるが、「勝ち」名乗りは早計だろう。
それは誰かが火をつけて煙を立てているに違いない。
“優位”から“勝ち”への飛躍
情報の温度が一段上がる瞬間は危うい。
「ちょっと有利らしい」から「もう決まったらしい」への変換には、裏で仕掛けが動いている可能性が高いからだ。
• 大任町の残り香が完全に消え去ったのか?
• 提案書を審査する機関に、タクマ山が“何か”を掴んだのか?
• あるいは業界内で意図的に流された“勝ち筋シナリオ”なのか?
噂の出どころを探ろうとすればするほど、足元に霧が立ちこめる。
タクマ山自身は沈黙する

当然、タクマ山サイドが「勝ちました」などと口にするはずがない。
そんなものは自爆行為だ。
だが、黙っていても外野が勝手に「タクマ山優勢」と声を上げ始める。
むしろ、それこそが狙いなのではないか。
まさかカナデビア海(旧日立造船)が焚きつけたのか?
……いや、カナデビア海にそんな器用な芸当はできない。
では、この“勝ちの空気”はどこから湧き上がってきたのか。
提案書提出まで、残り2週間。
静けさの裏で、仕掛けの応酬はすでに始まっている。
「勝ちそうだ」という声は、ただの情報ではなく、強烈な心理戦の道具である。
タクマ山さん──
本当に大任町の残り香は消え失せたのか?
それとも、その匂いを覆い隠すために、仕掛けを放っているのだろうか。
いよいよ福岡西部クリーンセンター場所から目が離せない。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





