川崎重工業の断末魔・続編

2022年3月沖縄県竹富町で逮捕者をだした、JFEは前施工をしていた諫早市にある県央県南クリーンセンターを辞退に追い込まれ、大村クリーンセンターにまで処分が波及し、無言で石を置く。
他人の不幸は蜜の味、おかげで棚から落ちたボタ餅を食ったのが裏金の川崎重工だった。

JFEの失態で県央県南クリーンセンターを取った裏金川崎重工が次に狙ったのが大村市クリーンセンターだった。
裏金川崎重工は佐世保市東部クリーンセンターを現在稼働中であり、大村市クリーンセンターを首尾よくゲットすれば、諫早市、大村市、佐世保東部と大村湾の東側に川崎重工、裏金ベルトラインの構築に成功することになる。

そんな裏金川崎重工業も大村市の最終処分場をめぐる舞台で、いまや四面楚歌の状況にある。
かつては「裏金と接待」で政治家や役所筋を虜にしてきた猛者も、ここ大村の地では矢を放っても届かず。チルチルでの夜の名刺配りは虚しく空振り、むしろその一挙手一投足を“JFEよろず屋”の密偵たちに観察され、動けば動くほど自縄自縛に陥っているという状況である。
市民、ネットの反発はさらに熾烈だ。大村市役所前ではブーイング、SNSには「川重帰れ」の書き込みがあふれ、地元紙の投書欄にも連日の怒声。もはや「裏金で世論は買えない」ことを川崎重工業自身が思い知らされている。
一方の“したたかJFE”はどうか。
彼らは表立って一切動かない。まるで囲碁の達人のように、盤面に一手一手を静かに置いていく。沈黙こそ最大の戦略。市民の怒りの矛先は自然と川重へと集中し、気づけばJFEの陣形が完成しているのだ。川重が慌てて声を上げれば上げるほど、その声は市民のブーイングと交錯し、自らを沈める雑音になる。
そして川重本社の会議室。
「大村から撤退すべきだ!」
「まだ裏金のチャンスはある、最後まで裏金で粘れ!」
机を叩く音、書類を投げる音、罵声の応酬。結論はいつもの“次回持ち越し”。この迷走ぶりは、まさに現代版“小田原評定”である。時間ばかりが過ぎ、社内の士気は下がり、外では市民の怒りが増幅する。
皮肉なことに、かつて川重が放った矢は、いまや鋭さを増して彼ら自身に突き刺さろうとしている。裏金で編んだ縄が、川重自身の首を締めつつあるのだ。

大村での川重参画は、そもそも最初から無理筋だった。
だが彼らはそれを認めたくない。だからこそ「断末魔の悪あがき」が続いている。だがその姿は、もはや滑稽劇を通り越して哀れにすら映る。
市民の声、したたかJFEの無言の一手、そして川重の迷走。
次の一幕では、果たして誰が盤面を制するのか──。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





