アイコン 福岡西部クリーンセンター場所の謎(始末記)


相撲

― タクマ山・カナデビア海取材記 ―
JC-net・日刊セイケイ特派員一行、いざ現地へと参りましょう。
タクマ山の登り口に差しかかると、秋風がまだらに冷たく、どこか現場の空気を思わせる。山肌を這う重機の跡は薄れつつも、誰かが通ったような新しいタイヤ痕が残っている。地元の方に聞けば「最近また見かけるねぇ」とのこと。再び動き出す影が、どうやらあるらしい。

 

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相撲

カナデビア海(旧日立造船)にも足を運んだ。潮の香りの中、妙に新しい標識が一本。
「立入注意」。以前はなかった気がした。
しかも裏には、まだ乾ききらぬペンキ跡。作業員の気配を感じて辺りを見渡すも、人影はない。ただ、遠くに見える小さな船が、湾の奥へと滑り込んでいった。
取材の途中、博多港の喫茶店で一息つく。
カウンターの老マスターが、ぽつりと洩らす。
「この前、市の人らしき方が来てね、“もし再開するとしたら、今度は静かにやりますよ”なんて笑って帰ったよ。」
記者ノートを閉じる手が止まる。
“静かに”という言葉に、この街のいつもの静けさとは違う、何か妙な響きを感じた。

タワー

タクマ山、カナデビア海、共に「何もない」と言うには、少々ざわつき過ぎている。
再開を前にした予行演習か、それとも単なる偶然か。
この街の「静けさ」は、時に最大のサインである。
大村のチルチル特派員は、相変わらず年休のまま。
だが、港から吹く風に、あの鼻歌が混じったような気がした。
そろそろ撃ち方、再開の時かもしれない。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2025年10月16日 ]
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